中庸さん、親子とはいえ顔も性格もお父様とは正反対。
でも中庸さんの誰も傷つけない穏やかな生き方、私は好きです。
朝廷での権力闘争に対応出来なくても、自分にできることを極めていったら
やがては実になると思います。
父親を目指さなくてもいいんですよ。
自分なりの生き方ができれば、それで十分。
道真くんが言った通り、あの時のお父様の危機に面して
医師を呼ばずに内密に道真くん一人を平伏して読んだのは、他ならぬ中庸さんの才覚。
大したものです!
ウナギをしっかり食べて、元気を取り戻してくださいね。
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応天の門
178話
第九十一話 伴中庸、橋の上にて思し悩む事 一(2)/道真の平安時代講