1.0
細かいことは無視できるなら
トンデモ設定が多すぎて、現実とのギャップに白けてしまう人には向かないです。
漫画だから何でもありだと半ばファンタジーの様に捉えられて楽しめる人で、主人公に自己投影またはヒーローを好きになれる人なら楽しいんでしょうね。
いつ命を落とすか分からない人との恋愛を描きたかったなら、戦地を場面に選ぶとか、病人が相手とかでも良かった気がするのに、わざわざ日本の極道と女子大生にしてしまうから、ツッコミどころ満載になってしまっている。
オウヤの極道としての働きが狙われる→返り討ちにする、ばかり描写されているように思うからかな、結局何してる人なの?って感じだし、主人公も設定だけじゃなくてもう少しちゃんと女子大生してる描写が欲しい。設定だけが先行していて描写しきれていない。
あと、設定云々抜きにしても、とにかくオウヤの台詞が寒い。
蛇足だが、同じ極道との恋なら、少女漫画ではないのに「静かならドン」の方が極道としての描写がきっちりしていてドキドキハラハラできます。
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恋と弾丸