5.0
辛くて読めないシーンもあるほどリアル
最近出産しましたが、妊娠中は恐怖を感じて読めないシーンが沢山ありました。
ドラマで放映されている時はただの医療ものという認識でサラッとしか見ていませんでしたが、実際体験してみなければ分からないことがリアルに表現されていたんだなと漫画を読んで感じました。
実際私自身も不妊治療や、切迫で安静を要したり、逆子が治らず外回転術を検討したり、いざ出産の日には回旋異常や分娩停止で緊急帝王切開となり、産後うつも経験しましたし、頸管無力症、不育症の友人もいたので自分が出産を終えた今読んでみても涙が止まらないシーンが沢山ありました。
友人の子に口唇口蓋裂の赤ちゃんがいましたが、恥ずかしながら専用の哺乳瓶用乳首があることも自分が入院している際に病院の売店で見つけて知りました。
妊婦や経産婦の気持ちをリアルに表現していたり、知っておいた方がいい知識がたくさんあります。
直面しなければ知らないことが沢山あるけれど、どうなるかは誰にも分からない妊娠、出産に対していざと言う時のためにも読んでおくと良いかと思います。
漫画ですが、学校や図書館、病院などに配置しておいて欲しい作品です。
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コウノドリ