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頭の硬い優等生の話かと思いきや
母と2人で健気に頑張って生きてるのだけれど、今までの経験からお嬢さまとして学校では通している。そんなスリルに満ちた生活を送る高校生の女の子が主人公。
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42905位 ?
母と2人で健気に頑張って生きてるのだけれど、今までの経験からお嬢さまとして学校では通している。そんなスリルに満ちた生活を送る高校生の女の子が主人公。
天才でイケメンというだけで完璧なストーリーが構築される感じがする。
世間知らずのお嬢さんと世間ズレした孤独なみなし児の、恋愛なのか何なのか分からない関係がミステリアスで読まずにいられない。
記憶を完全になくした女性が感じる恐怖感みたいなのがよく描かれてると思った。そんな状態で、僕はあなたの恋人ですと言われるのは如何なものだろう。愛を試されてるのだろうか。
モデルとか芸能界にはいそうだけど、一般 人で本当にこんな女性っているのかなと思うが、実はどこかにいるのだろうとも思えてくるような痛くてコワイ作品である。
ヒロインはピュアで恥ずかしがり屋でオタクでストイック。アナグラにこもる彼女の親友たちもユニークだけと、傷つきやすい彼女を支える姿が美しく色を添えている。今後の展開よりも彼女と彼女の周囲の人間模様に惹かれる作品。
主人公の彼女の周りにいる人たちが全員善い人たちばかりで、ホンワカとした雰囲気に癒される。こんな保育園があったらお母さんたちにとっても憩いの場になること間違いなしである。
ファッションモデルのあるあるが随所に描かれている。思わず背筋を伸ばして読んだ。夢を諦めない強さが大切なのだと今さらながら思ったり、勇気づけられるストーリーである。
ネグレクトも一種の虐待にあたる。虐待児童の子は心が優しく魂が美しいと思う。この主人公もやはり精神的に凛としていて大人びていていて美しいと思った。主人公の幸せを願いながら読み進める作品。
あしながおじさん風、それも偏屈したクールで意地悪っぽいあしながおじさんに、優しさ全開で温かく接する女の子との同居物語。先の見える展開なのに何故か読みたいと思ってしまう。
主人公の見た目と内面のギャップが可愛らしい。高嶺の華なのに孤独感でいっぱいのヒロイン。そんな彼女を一途に想うイケメン御曹司。王道な展開だけど楽しく読んでしまった。
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四月一日さんには僕がたりない