5.0
イッキ読みしました
病理医という言葉をこの漫画で知りました。医学は分からないけど、真摯に向き合う、という言葉でまとめてしまえない壮絶な真剣さにただただ飲み込まれました。忙しくて慣れない仕事に日々疲れて落ちこぼれてましたが、もがいてやるしかないんだと腹を括ることにしました。力が湧いてきました。ありがとう。
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病理医という言葉をこの漫画で知りました。医学は分からないけど、真摯に向き合う、という言葉でまとめてしまえない壮絶な真剣さにただただ飲み込まれました。忙しくて慣れない仕事に日々疲れて落ちこぼれてましたが、もがいてやるしかないんだと腹を括ることにしました。力が湧いてきました。ありがとう。
私たちの知らないところで私たちの形が決められていく、この言葉は刺さりました。真喜は美幸を責めて喧嘩になりますが、その時すでに、真喜は家族や周囲や地元に、老獪に絡め取られつつあり、無意識にももがきながらみゆきを羨やんでいたのかもしれないと思います。未成年のうちは生活ができるから見えづらいけど、その中に浸る事で抜けられなくなる怖さがあるような気がします。もしかしたらここを離れると大変なのかもしれないと思わされる怖さに冷静に向き合うのは、結構大変だったりすると思います。真喜のやり方で、どうにか脱出できなかったのかな。それか、現実を受け入れてしまったのかな。真喜の気持ちの一端に触れたい気がします。たぶん、地元だけでなく東京の空に上る事ができて、せめてもの救いかもしれませんが、生きてるうちに閉塞感のない暮らしをして欲しかった。もしかしたら地元で頑張っていたのかもしれませんが、外国に行きたい、旅行業に行きたいという高校時代の希望が、真喜の本来の姿だだだのかもしれません。真喜はこの世のしがらみをほどいて、羽ばたいて欲しいと思いました。
泣けて癒されました。残念ながらウチに諭吉さんはいないので、自力で頑張るしかありません。自分の面倒が見れないものは死、という猫さんの掟に刺されました。諭吉さんに癒されながらなんとか頑張ろうとゴゾゴゾ起きだしました。猫さんに出来てもヒトは同じようにいかなくて、できるところから始めようとおもいます。一気読みして課金無くなりました…。出会えて良かった漫画です。
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フラジャイル 病理医岸京一郎の所見