5.0
小説のコミカライズ版
冒頭とラストで言葉の意味が鮮やかに変わります。
その構成が見事でした。
物語は重く苦しい内容が続き、幸せな物語が好きな方には向きません。
けれど、最後には瀬戸内海の情景と共に、静かな美しさが漂います。
「人の幸せの形は色々ある」。
言葉にすると陳腐ですが、読み終えた時にそう感じる一作です。
-
0
133016位 ?
|
|
100% | 4 |
|---|---|---|
|
|
0% | 0 |
|
|
0% | 0 |
|
|
0% | 0 |
|
|
0% | 0 |
冒頭とラストで言葉の意味が鮮やかに変わります。
その構成が見事でした。
物語は重く苦しい内容が続き、幸せな物語が好きな方には向きません。
けれど、最後には瀬戸内海の情景と共に、静かな美しさが漂います。
「人の幸せの形は色々ある」。
言葉にすると陳腐ですが、読み終えた時にそう感じる一作です。
あらすじで興味を持ち、好きそうな感じだったので読んでみました。
結論から言って、とても良かったです。
それぞれ独立した読み切りだと思っていたのですが、3世代の物語なんですね。
手紙が男女の気持ちを繋げるだけでなく、時代を超えて令和の主人公の行動に影響を与えている点も良い。
伏線とその回収におっ!と思わされ、一冊でも満足感がありました。
児童養護施設で育った2人の物語。
想像していた以上に2人を取り巻く現実は辛く、読んでていて涙が出ました。
特に、よるが母親と対面する場面は残酷で、ゾッとします。
彼女は天雀の父親より残酷でしょう。
どうか、どうか、2人の未来が明るく幸せあってほしいと心から願います。
クズ男子の描き方がリアルで驚きました。
少女漫画によくあるクズ男子は
「本当はクズではなく、ヒロインだけがその優しさを知っている」
といったパターンが多いのですが、佐成は良くも悪くもちゃんとクズ。
女を翻弄する仕草、セリフも絶妙です。
絵も綺麗でカメラワークもドラマや映画のようで素敵。
おすすめです。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
汝、星のごとく