5.0
私の漫画史上最高の物語
子供は親を選べない。
それぞれ違った形で親ガチャに外れた高校生3人の人生模様を描いたラブストーリー。
運命を静かに受け入れる者、「普通」じゃない日常を現実と割り切りながらも惨めさにもがく者、親ガチャに外れていることにすら気づいていない者。
生まれ落ちた家がどうであれ自分の力で人生を切り開いていく優希の強さと、そんな優希が大事で仕方ない大河の随所に見られる想い溢れる言動にキュンキュンが止まらない。初めて恋愛マンガで泣きました。
恋愛マンガにありがちな、すぐ付き合ったりキスしたり体を重ねたりという安っぽい展開ではなく、淡々と進む日常の中でお互いが想い合う気持ちがそっと滲み出ている。
すべての台詞がよく考えられていて、後から読み返すとその台詞に込められていた想いにはっとさせられる。
大事なものを守る為の強さと優しさを持ち合わせた荒木大河の描き方がとにかく秀逸。
瞳孔の大きさ、眼の開き具合、眉の角度等、、、無表情に見えてこまかな部分で繊細な心の機微を描き切る画力に脱帽。
とにかく大河がカッコよすぎるので、彼を越すキャラが今のところ見つけられず未だ他のマンガを読む気になれないでいます。笑
読めば読むほどすべての登場人物に愛着が湧いてくる最高の物語でした!
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今は、黎明なだけ