5.0
ストーリーが至高
当初は本行と主人公の二人のストーリーを軸に、恋愛に展開されていく様子を期待していた、がしかし。
実生活では中々起きないような偶然と、登場人物の人格や関係性の生々しさのバランスが絶妙。
長谷の結婚のくだりの序盤は「本行と寺田にちょっかい出すなよ!!!」と息巻いたものの、
27,28話で母親に搾取され続け今までの人生で得られなかったものを寺田に見出す描写には一本取られた。
読者に本行の存在から意識を逸らしておいて、忘れた頃に登場させるのも次話を期待せざるを得ない。
- 14
カカフカカ