5.0
主人公の薄っぺらさが素晴らしい。
「ゴミ屋敷とトイプードルと私」前作から読んでいます。
まさか前作で明日香の後輩だったサヤが今回の主人公になるとは!!
驚きと興味本位で購入。
前作から意地悪なキャラクターでしたが、主人公となり改めて性格の悪さが際立っています。
良くないことは何でも人のせいにして、自分の能力や実力を受け入れられないサヤ。
港区会のパーティに参加していくことで自分の立場をどんどん勘違いしていき、婚約者の徳井に別れを切り出され、携帯を汚されて、激高・暴れるところはヤバかったです。
徳井さん、別れて正解!ましてや結婚なんてとんでもない!!
でもそんな勘違いサヤの立場をR化粧品の専務が教えてましたよね。
「君さぁ、まだ僕らの仲間でいたいんでしょ?何この態度?」
「いいの?もう呼んであげないよ?」と。
サヤはいつでも捨てられるオモチャだったと。
本作はまだ連載中なので結末は分かりませんが、目が離せません。
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