2.0
何度も読み返しました
怪奇なもの(人・建物・車)や、猟奇的な行動・描写がこの作品のウリなのかと思いました。
恐怖というより、常識を逸した設定や絵に驚かされたような印象となりました。
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20329位 ?
怪奇なもの(人・建物・車)や、猟奇的な行動・描写がこの作品のウリなのかと思いました。
恐怖というより、常識を逸した設定や絵に驚かされたような印象となりました。
一話目の娘婿と男女の関係になった話は、共感できませんでした。そこだけは踏み入れてはいけない領域なのではないでしょうか。
不幸な運命をたどってきたかわり、娘婿との関係が神様からのプレゼントと思っているあたりに、この人の人生の勉強不足を感じました。
複数の男とも体の関係があった過去もあり、自分が妙な色気がある事に気付いていれば、ちゃんと対策をたてる事ができたでしょう。
序盤は短い読み切りストーリーばかりですが、終盤は澄川探偵の話が展開していき、走馬灯株式会社の謎に迫ります。
慌ただしくいろんな設定やらルールが出て来て、一気に終わってしまいましたが、走馬灯株式会社の全てが明らかになったわけではないですし、また続編を期待したいです。
自分や関わった人の人生を見返す事ができる(リアルタイムで見ることもできます)設定が、パッピーエンドにもバッドエンドにもなり、読み終わると、自分の昔の出来事など思いだして、見返す事ができたらどうだったのだろうと想像してしまいます。
ちょっとした現実逃避には良いと思いますし、それが気分転換になってました。
本当に残念です。
個人的には、澄川探偵の話はスピンオフにして、走馬灯株式会社は続けてもよかったかなと思います。
幽霊の仕業で、猫の死体や体に異変が起きたりして、見えないものに心理的に追い詰められているような恐怖はあります。
個人的には、幽霊は訴えたい事があるから出てくると思っているので、安い車の話や家のお婆さんの話のように、出てくる理由がわかりやすい方がいいと思いました。
乗り物にまつわる話だったり、同じ風な年代の主人公であったり、同級生が昔話で盛り上がる等共通した場面も多かったので、色んな主人公の色んなシチュエーションがあればもっと楽しめたと思います。
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白異本