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最初は「夕鈴がんばれー」くらいの気持ちで読んでいましたが、陛下の溺愛にキュンキュンし、早く結ばれて欲しくてウズウズしました。夕鈴が狼陛下を怖がる期間や両片想いの期間が長すぎる気もしましたが、だからこそ結ばれた時の喜びが大きくなりました。
ただ本物の妃になる話ではなく、優しい狼陛下に隠された孤独や心の闇なども描かれており、終盤は涙があふれました。
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5556位 ?
最初は「夕鈴がんばれー」くらいの気持ちで読んでいましたが、陛下の溺愛にキュンキュンし、早く結ばれて欲しくてウズウズしました。夕鈴が狼陛下を怖がる期間や両片想いの期間が長すぎる気もしましたが、だからこそ結ばれた時の喜びが大きくなりました。
ただ本物の妃になる話ではなく、優しい狼陛下に隠された孤独や心の闇なども描かれており、終盤は涙があふれました。
ヒーローが大富豪なのに優しく気がきいて、妊娠したと聞いても少し取り乱しただけで受け入れてくれたのには驚きました。
通常ハーレの大富豪ヒーローは妊娠した、自分の子どもを隠れて産んでいたを知ると疑ったり責めたり子どもを奪おうとするもので。
ヒーローの仕草も可愛かったし、ヒロインも茶目っ気があってとてもお似合いです。
ヒーローは妹のことでトラウマがあり、自分を責めて幸せになってはいけないと考えていたのは切なかったです。
ヒロインに出会って、幸せや家族というものを感じられるようになってよいハッピーエンドでした。
お兄さんと姪っ子のため、自分を犠牲にしてお金を作ろうとするヒロインが健気でした。
自分のせいでお兄さんの身体が不自由になったと自分を責めてるのも悲しかったです。
最後は安定のハッピーエンドでよかったです。
偽装結婚をするのは勝手だけど、ヒロインは巻き込まないでほしかったなぁ。
ヒロインに惹かれていくヒーローが、偽装結婚と恋心の間で揺れる描写がよかったです。
ヒーローが紳士的で素敵でした。
兄ポジションからどう恋愛に持っていくか・・・
読んでいるこちらも応援したくなりました。
はなが幼いせいか、初めはファンタジー要素が強く大人が読むには物足りないかもと思いましたが、最後まで一気に読むほどのめり込みました。
後半ははなに感情移入して何度も涙があふれました。
ビビを待つはなが本当にいじらしい。
まわりのキャラも個性的でよかったです。
桃やあやめさん、エリノアなどみんなはなの味方になってくれて読んでいてうれしくなりました。
最後は切なかったけれど、よい作品に出会えたなと思えます。
人付き合いが苦手で引っ込み思案の菜子に彼氏がいる設定がまず意外でした。
彼氏は社交的でかっこいい吉田くんなのも。
さらに序盤で吉田くんと別れるのも。
最初は菜子に同情したけれど、吉田くんの性格を考えると別れる選択をした方が結果よかったんだなと思いました。
絵が繊細でとてもキレイでした。
外国の人だと一目でわかるので、名前や世界観に違和感なく入り込めます。
ヒロインは案外策士なところがあって、自分の置かれた状況にうちひしがれる弱々しい女性ではなかったのが私は気に入りました。
包容力のあるヒーローが素敵でした。
他人の子を受け入れるのはなかなか容易ではない。
ヒロインは幸せ者だなと思いました。
姉弟愛がメインでシリアスなお話ではあるのですが、所々にユーモアがあって緩急のある作品でした。
一般的に家族内の恋愛は実は血が繋がらず・・・というオチになりがちですが、こちらはガチでいい意味で予想を裏切り、どうラストに持っていくのか興味深かったです。
独特の世界観でした。
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狼陛下の花嫁