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ヒロインが気持ちをかき乱されて歌に集中できない時は「あー、またウジウジ系のヒロインか・・・」と思ったけれど、終盤はバシッとヒーローに意見していてスカッとしました。
胡散臭いと思っていたマックスが、意外にいい仕事していてこの作品に欠かせない人物だなと思いました。
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4581位 ?
ヒロインが気持ちをかき乱されて歌に集中できない時は「あー、またウジウジ系のヒロインか・・・」と思ったけれど、終盤はバシッとヒーローに意見していてスカッとしました。
胡散臭いと思っていたマックスが、意外にいい仕事していてこの作品に欠かせない人物だなと思いました。
ミステリー要素が強く、レクシーに降りかかる災難にハラハラしました。
リチャードは思っていたよりレクシーを愛していて予想を裏切りました。
グレッグ とメリッサについても悪者なのかそうでないのか・・・
予想しながら読むと楽しめると思います。
ゲールが昆虫の研究者のため、シェリーとの会話の中で昆虫の話がよく出てきます。
興味深くはあるのですが、内容が固くて文字も多く、気楽に読みたい人は途中でイヤになるかもしれません。
昆虫の話を飛ばして読むならば、身なりを気にせずヤボったいゲールがシェリーに出会ってどんどん洗練されていく様子を楽しめると思います。
愛すること、愛されることを知らなかったゲールが考えるよりも先に行動するほどシェリーを愛せてよかったです。
クセイ国の王として生きてきたザフィール(サヴィアン)が、突然自分の本当の正体を知った時の絶望感は大きかっただろうな、と辛くなりました。
信じたくない思いや元のクセイ王にも戻れずライラと結婚もできず・・・これまでの自分を否定されたように感じたのだろうと思います。
切ない。
でも最後にはライラと共に生きる道を選び、ハイダル国民にも受け入れられてよかったです。
アクマルがとにかく素晴らしい側近。
アクマルがいてくれたら安泰まちがいなし。
ルークがレオニーに冷たくする理由も、伝記を書かせたくない理由もなんとなく想像できたものの、納得できました。
レイチェルはずっと前から自分の身体のことを知っていて、回りくどいやり方ではあったけれどルークと父親を会わせたいと思ったんだなと思うとホロッとしました。
イライラする登場人物がいなくて、スラスラ読めました。
シンシアとグレアムの結婚にはもっと大きな秘密があるのかと思いましたが、それほどでもなかったかな。
シンシアがお屋敷を相続した理由は意外だったけれど、とてもほっこりしました。
リックもとても素敵な男性で、シンシアとお似合いでした。
本当の父親ではないと知り、自分の存在価値も見失ったゾーイが、現実を受け止めた上で将来を見据え、自立しようと頑張ることは素晴らしいと思いました。
マックスも同じく自分の病気を受け入れて、不自由ながらもゾーイに会いに来た努力はすごい。
二人とも前向きになるまでには大きな葛藤があっただろうけれど、乗り越えて新しい家族になろうとする姿はいいハッピーエンドでした。
金持ちのやり手社長のデイモンが、憎い相手の会社を王道手段で買収し、その娘のポリーを人質かのように近くにおきます。
仕事のやり方や社員への対応など反発しあいますが、次第に惹かれていって・・・というわかりやすい内容でした。
ポリーの父親が仕事や娘より恋愛なのは腹立たしかったです。
何でも自分でしないといけなかったポリーはかわいそうだと思ったし、それを娘はしっかりしていると勘違いしている父親にムカつきました。
デイモンがポリーに代わって父親に怒ってくれたときはスカッとしました。
マギーが見かけによらずしっかりしていて、ただの世間知らずな娘でなく自立していたのがよかったです。
幼馴染みが若くして産んだ子だということですが、ラファエルとの年の差がいくつなのか知りたかったです。
兄と妹の話も読みましたが、やっぱり父親がろくでもなかった。
こちらも父親からの手紙でハッピーエンドとなっていたけれど、なんかうまく丸め込まれている感でいっぱい。
カーリーも双子の姉に生きている時も死んでからも迷惑をかけられてお気の毒すぎる。
カーリーの友達がいい仕事をしてよかった。
ミッチも基本紳士的で、遺産を放棄してまでもカーリーと一緒になろうと決断したのはかっこよかった。
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アテネから来た暴君