5.0
課金して一気読みしました
こんなに心揺さぶられた作品は久しぶりです。
人は皆、他人に言えない歴史を持っているが、受け入れてもらえる人を待っているんですね。
「こう思ってるんだろうな」というすれ違いが重なり、どんどんこじれていく3人の関係。
素直に正直に想いを伝えられたらここまでこんがらがることはないのに、それが出来ない彼らは不器用でいじらしい。
嘘をつかないこと。正直でいることは相手の立場や気持ちを思うと自分勝手な行動になるときもあるんだなぁと勉強になりました。
男らしく写る由樹が、一番母性が強く人を受容し癒す力が高いこと。
だからこそ、人から求められる姿を壊せず自分が苦しんでいるところ。
とても可愛く応援したくなる主人公です。
メインキャラ3人の「こういう人だからこういう考え方をするんだな」というポイントがズレないため、いい意味で読んでいて振り回されました。繰り返し読みたいと思います。
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ヒメゴト~十九歳の制服~