5.0
登場する女性全員カッコいい!
レビューでも「まず無料分だけ読もうなんてことはできない」とありましたが納得。
結局一気に読んでしまいました(笑)
まず、主人公の真琴のどんなことにもへこたれず夢を信じて立ち上がる姿、母の介護をしながらその辛さを見せずにトップで君臨し続ける茜子、離婚などの辛い経験を経ながらも最後まで夢を諦めなかったまどか先生、そして「すべては母に認められたい」その一心で汚い手を使ってでもトップに立とうと血の滲むような努力をする沙良…
全員カッコイイです!
実は私もバツイチ再婚なので(子供はいないけど)真琴の気持ちの葛藤もわかるし、苦渋の選択でありながらやはり離婚するしかないと決断するくだりは「うんうん」と頷きながら読みました。
そして、沙良はあれだけ嫌なオンナ(幼い頃から毒母の影響でそうならざるを得なかった)を全面に出していたのに前の旦那さんと再会してお茶してる時にやっと「本当に自分を愛してくれていたのはこの人だけだった」と気づく、あの喫茶店での元夫婦の会話での沙良はカッコつけることなくかわいくて魅力的な女性だと唯一思わせてくれた場面でした。
そして母も実は「使えない娘」と言われて育った、だから沙良達に期待するしかなかったの発言に「でも私とお姉ちゃんは実力でここまで来たのよ」にはスカッとしました!
茜子も母のために浅野さんと別れた、そんな母思いの女性なのでこの後ステキな男性がきっと現れるでしょう!
もちろん真琴も浅野さんとステキな家庭を作り、お子さん二人が大人になった時「仕事でもおうちでもかっこよく、凛とした自慢の母」ときっと思うでしょう。
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バラ色の聖戦