4.0
どっちもどっち
夫=悪者、そんな一方的な構図では描かれてないと思いました。主人公は夫は人の心を分かってなくて自分勝手だと思っていて、それは間違ってないけど主人公も似たようなところがあります。
怒りっぽい母といた子ども時代、、コミュニケーションをとる前に諦めてしまう性質は実は根深そう。日本中にある連鎖なんだろうなーと思いました。「なんとなく」や「まぁいいや 」のちょっとした我慢を積み重ねるうちに深ーい溝が出来てる、近くて遠い家族。たぶん身近なあちこちにいる大人。
自分の気持ちを伝える体力も、相手の気持ちを無視しない想像力や優しさも、大変だけど、、持てるようになりたいです。
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