5.0
必読は4話以降
表紙の話も中々面白いですが、やはり漫画としてのデフォルメの効いた少々突飛な話。
なんだかんだで一番刺さるのはその次の児童虐待の話。
無垢な幼児が、実の母親を含めた両親より理不尽な暴行を受け続け、苦しむ描写が辛すぎる。正視に耐えない。
しかしこの様な話は今の社会ではざらにある事だろう。
虐待の実際の経験者が語るエッセイによれば、子供はどんなに親から理不尽な酷い仕打ちを受けても、その様な事を親にさせている自分自身をひたすら責め続けてしまうという。
子供にとって親は絶対。
まだ物事の本質の分からない子供にとっては親が居なければ生きられないという本能だけを頼りにするしかない。
事あるごとに親の虐待による子殺しがニュースになり、先日も子供をまるで物の様に扱った写真を、さも自慢げにインスタにアップする毒親がいて本当に怒りに震えます。
この漫画で描かれている内容はそのまま現実で起こっている事です。
子をまともに育てられない、その資格のない人間がなぜ産むのか。
ひたすら苦しめるために産んだのか。
しかし、かくいう自分にはまだ子供がいませんが、これから子供が授かった時に如何にその命を尊重し、如何に向き合うか、非常に再考させられる内容でした。
子供がいる人、まだいない人も是非一読し、一つの反面教師として参考になる一編だと思います!
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変えられない遺伝子~その美しさは本物ですか?~