4.0
1巻分読んだ感想
Ωの主人公よりαの男の子達が魅力的。
いつもは受キャラに感情移入して、攻は受を中心に視点を置いて読むのだが、これに関しては攻側に視線を持って行かれた。
αの葛藤や健気さ、苦悩、かっこよさ等が存分に描かれている作品だと思う。
Ωの主人公が最初は「男子!」って感じだったのに、自分がΩと分かってからはみるみる女っぽくなって行ってしまったのは残念だった。ナヨナヨして、αにベタベタして男らしさが完全になくなってしまった感じ…。
Ωと分かっても、男らしさという自分のアイデンティティを保とうと必死になる感じの方が好きなので(それなのに女的扱いをされてそのアイデンティティを奪われそうになる…的な展開に魅力を感じるので)、主人公がアッサリ女化してしまったのは自分的にはゲンナリだった。
受側にあまり魅力を感じなくなったので、攻を中心に読み続けて行こうと思う。
攻キャラにここまで引き込まれたのは初なので、その点に関しては貴重。
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8
少年の境界