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薄星が文字を学ぶきっかけの伏線です。伏線の回収は後になりますが、
100年の刻を超えて……
という亜姫の言葉は、薄星の考えを変えます。
二人の儚く美しく気高い想いが、せつないです。
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薄星が文字を学ぶきっかけの伏線です。伏線の回収は後になりますが、
100年の刻を超えて……
という亜姫の言葉は、薄星の考えを変えます。
二人の儚く美しく気高い想いが、せつないです。
薄星は、亜姫より少し大人になっていて、亜姫を一人の女性として愛していることを自覚していますが、亜姫は、まだ、幼く自覚がないのでしょう。
青徹への気持ち、薄星への気持ち、亜姫が大人の女性として認識する機会になったのと、青徹の過去に触れていくことになる回です。
亜姫が魅力的なのはもちろんですが、薄星も青徹もホント良い漢です。
亜姫と薄星、身も心も通じ合った幸せな夜から、一気に奈落の底に落ちるような展開に、涙なくして読むことはできません。
作品の伏線回収がされていくのですが、亜姫の孤高なまでの気高さや想いが、より鮮明に繋がり、切なく感じる回でした。
号泣せずにはいられません。
何度も何度も読み返しては涙が溢れます。
薄星のひたむきな真実の愛が詰まった文、亜姫の心の唯一無二の支えになって、「時を越える」付箋の回収がこのページです。
ようやく結ばれる2人の、切なくて儚くて夢のような一時。優しい嘘と真実の愛、涙腺崩壊です。
身も心も結ばれた瞬間があって、本当に良かったです。亜姫の大きな支えの一つになったことでしょう。美しい絵と甘く切ない物語、必見です。
3話の最後に和臣さんの姿がなく、会話が過去形だったので気になっていたのだけど、38話の伏線だったのかな。
続きが気になる。
ようやく想いが通じ合います。ここまでが長かったですが、スッキリする展開です
この回でクライマックスに向かうのですが、変なところで話を切っているので、次の予想が出来ちゃうのが残念です。
女王の花
052話
第十二話(3)