大沢たかおさんの投稿一覧

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    中世のマッドマックス+男はつらいよ

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    この作品は一応は転生ものですが、ご都合主義はほぼありません。一言で言うなら「中世に転生した格闘技の達人がマッドマックスのように生きる物語」です。

    【戦闘面】
    いわゆる無双はなく、身体能力や特殊能力で勝る相手を格闘技術、探知能力、頭脳戦でギリギリで倒していくというスタイル。例えば鋼の肉体で普通に殴っても勝ち目のない相手には目潰しから肘打ちを頭頂部に入れて頭部を固定、その状態で跳び膝蹴りを顎に入れて衝撃が逃げないようにして頭蓋骨を砕いて倒す、フルプレートの敵は引き倒して関節技で四肢を破壊してから頸椎をへし折って倒すなど物理法則をちゃんと意識した戦い方をしており、初期よりもかなり強くなった現在(11巻)でもそういった戦い方をは変わっていません。

    【恋愛面】
    朴訥で色恋に積極的に関わる性格ではないが、(殺しにくる相手には容赦無さを持ちつつも)弱ったドラゴンの幼体を寝ずの看病で保護したり、真っ当な人を助ける為であれば命懸けで強敵と戦うなど魅力的な主人公なので、しばしば女性に好かれる事はあります。しかし安住の地がなく常に危険と隣り合わせの自分と深く関わっては不幸にすると恋愛関係になる前に自ら女性との関係を絶って消えていくというスタイルでこの点で映画「男はつらいよ」の寅さんに似ている淡い悲恋が続きます。また複数の女性から同時に求愛されるような事もなく恋愛要素は添え物程度です。現在、主人公と生活を共にする相棒はドラゴン幼体のパピーのみでこの点はマッドマックスに似ています。

    【世界観】
    転生ものらしくレベルやスキルの概念はありますが、生死を間を潜り抜ける激戦を経ないとレベルアップも特殊能力も身につかないというシビアな世界です。例として魔獣の群れに見つからないように体にその地域に生える雑草の汁を擦り付けて臭い消しをして忍足でスニーキングして背後から仕留めるなどの行動を繰り返すと「隠密スキル」が付与されるという具合に実戦で身につけた純粋な技術にボーナスが付与されるという形式なので修練や死闘を経ずに特殊能力は身につきません。

    【総論】
    テンプレ型のなろうを求めている人には絶対オススメ出来ませんがベルセルク、サバイバル(さいとうたかを)、マッドマックスのような作品が好きな方にはビンビンくる内容だと思います。

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