どうするの?!睡蓮…!?それにしても、どんなに危機的状況でもいつも周りの人の心配をして、決して運命や人のせいにして自暴自棄にならない睡蓮と沙羅の心の有り様が素晴らしくて、読んでいて心が洗われるようだわ。
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1700位 ?
どうするの?!睡蓮…!?それにしても、どんなに危機的状況でもいつも周りの人の心配をして、決して運命や人のせいにして自暴自棄にならない睡蓮と沙羅の心の有り様が素晴らしくて、読んでいて心が洗われるようだわ。
睡蓮…大人しくて男の仕事がつとまらないだけで、女になりたいわけじゃないもんね。
四の姫が可哀想すぎる…!身重で乳飲みがいるっていうのにあんまりだ!全部石蕗が悪い!
ついに睡蓮が目覚めた!!!睡蓮の周りも大きく動き始めそうでわくわくが止まらない!
つらい…沙羅姫だけがなぜこんなに苦しまないといけないのかと考えると、私もいたずらものに腹がたって赤鬼になってしまいそう!
ずっと仕事をしていたいのに、道はひらけているのにそれができない沙羅姫の苦しさを思うと胸が締め付けられる…!美しさがより一層悲しみを強めるような回だったなぁ。
個人的には身勝手極まりない石蕗嫌すぎるけど、この時代の貴族の男だとまぁまぁ仕方ないキャラだとして、それを現代の私達が読んでも違和感なく良い所も伝わる様演出なさっているのが…さいとうちほ先生、天才すぎる!!と思う。石蕗の描き方で1番漫画家先生の偉大さを実感している。
ついに…!!四の姫パパが気づいた〜!!!梅壺様、嫌な奴だけどいないとお話が進まない大切な役回りだと偉大さを再認識した回だったわ。
この話で、お父さんが沙羅の事をいつも思ってくれていて、悪いのは自分とまで言ってくれるのって…何気に一番の救いではないかと思っている。
男らしさ・女らしさという鎖にに縛られて苦悩が生じるけれど、せめて大事な人だけには、ありのままの自分を認めてほしいものだと思う。まさに今の時代に通じる普遍的課題である。
帝と周囲が、沙羅の有能さを評価して讃える素晴らしい回。沙羅は仕事がしたいだけで男になりたい訳じゃないんだよね…と思うと涙が込み上げちゃう。
ラストカットで月夜の遠景に飛ぶ演出、何もかも美しいです!
とりかえ・ばや
053話
episode 26.東宮と睡蓮 2