子どもは結局、自分の分身なのよきっと。
自分自身っていうより、自分のことのような責任があるっていう意味で。
だから一生付きまとわれる、責任に。
その責任を受け止められるかはその人によって違う。
一生、自分のことのように子供に関われる人。
本音では責任から解放されたくて早く子供から離れたい人。
この母親は後者。
責任を1人で負わされ、いっぱいいっぱいになっていた。
そりゃ、その原因の子供から離れたくもなるわな。
でも、そんなこと言えない。
世間の「母親像」は決して許してくれないから。
…って、こんなこと考えてる母親そもそも嫌だな。
自分が早く解放されたくて、「子どものことは何歳まで責任をとらないといけないの?」って、結局は産んだ責任なんてないまま子供が大きくなっちゃったんだよね。
ほかの人に振り回されない自分の人生を歩みたいんだよね、一刻も早く。
なんで産んだのか?生まれた子供がみんな聡明だとは限らないじゃない。
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真綿の檻
044話
第23話 -2