5.0
切ないけど、これぞ青春
浮世離れしていて、不器用な学生同士の恋愛がとても切なくて、でもこれぞ青春という感じがします。突然離れ離れになってからもそれぞれ前を向いていきながら、ずっと思い合っていた純愛さも刺さります。ヒロインが大人になって直球に言葉を伝えられるようになって、大河は相変わらず不器用だけど行動の端々からヒロインへの想いが溢れていてキュンキュンします。
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浮世離れしていて、不器用な学生同士の恋愛がとても切なくて、でもこれぞ青春という感じがします。突然離れ離れになってからもそれぞれ前を向いていきながら、ずっと思い合っていた純愛さも刺さります。ヒロインが大人になって直球に言葉を伝えられるようになって、大河は相変わらず不器用だけど行動の端々からヒロインへの想いが溢れていてキュンキュンします。
続きが気になるストーリーです!
国のヒーローを失明させてしますヒロインの行動には倫理的に同意はできないものの、ヒロインの葛藤、後悔、償いの意識には人間らしさがあって、いつの間にかなんとかならないかなと肩入れしたくなりました。もちろん、エゼカイルにはただただ同情します。なんだかんだ、なんとか赦しをもらって最後は一緒になって欲しいなと思ってしまいます。
話のテンポ良いです!お互いの内心が見えている読者側としては、ちゃんと思い合っているのになあと、ジリジリ進んでいく二人の関係性も、なんかワケありそうな上司の雰囲気も楽しみながら読んでいます。
登場人物の描写がただただ美しく、特に衣服は細かいところまで丁寧に書かれています。時代ものかつファンタジーではありますが、スッと入り込めるようなストーリーです。購読の価値ありだと思います。
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今は、黎明なだけ