4.0
二人の今後が期待される
滑り出しは、昭和育ちか!?くらいモラハラ男が長い同棲期間を経て、やっとプロポーズをする。同じく昭和の耐える専業主婦タイプな彼女が、まさかのお断りと別れを告げて出ていくところから始まる。
登場した瞬間から、「女の敵」「嫌な奴」な男は、彼女に振られて少しずつ、自分が「生活弱者」であったことに気付き、積極的に自分自身の身の回りのことを自分で行おうと努力を始める。その事を通じて、自分が固まった価値観で生きて来て、周囲に不快感を与えていた事にも気付き、相手に反省の気持ちを伝えていく。
プロポーズを断って出て行った彼女と、偶然、再会するまでに上記の事が起こっている。
彼女は彼女で、同じくらい固まった価値観を生きるために、努力を積み重ねていて自分というものを失っていた事に気付いて、自分探しの最中。
二人が再会したことが、吉と出るか凶と出るか、二人だけでなく彼らを取り巻く人々がどう変化していくのか、とても好感が持てる描き方で楽しみ。
作画の古さは意図したものと思うが、少し野暮ったさの方が多く感じられるので星1つマイナス。
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じゃあ、あんたが作ってみろよ