あすか時代さんの投稿一覧

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作品レビュー
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31 - 40件目/全43件

  1. 評価:5.000 5.0

    4〜5話。洗脳してるのはどっち?

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    離婚の闇を読みました。

    4〜5話。思いきりネタバレ感想ご注意下さい。


    主人公の篠田敬子(38)は結婚10年目で子供はまだいません。

    場面は同窓会。話についていけず、同窓会の利香(バツイチ子持ち)と話をして、旦那の話で意気投合。

    利香は離婚カウンセラーみたいな事をしているらしく、連絡先を交換して後日喫茶店で相談します。

    敬子は軽いノリだったのですが、利香は深刻に受け止めます。「気軽に話してね」とこの日は散会。

    敬子は家に帰りますが、夫の直也は安月給で横柄で相変わらず。

    また利香に相談します。「モラハラ」「どれい」。

    利香は何でも聞いてくれるので、どんどん話し、毎日利香に相談をしました。「DV」


    帰りはいつも少し遅くなり、直也の機嫌も最悪。

    後日の相談で利香は、他の相談者を連れて来ます。

    悲惨な体験談と「利香のおかげで立ち直った」

    敬子は感激します。「子供が出来なかったのは運命」と利香は言い、

    後日、敬子に弁護士を紹介します。

    そしてDVの記録をとるようになり、シェルターで生活するようになります。家賃は8万だけど慰謝料入る予定だから借金しました。


    シェルター生活1週間後、直也の事が心配になる敬子。シェルター仲間と話をしましたが、仲間は「ただの夫婦喧嘩じゃん」


    ハッとした敬子は利香の言いつけを破り家に帰ります。


    敬子と直也は腹を割って話をして、離婚を回避。

    敬子は直也に利香の話をします。


    「友達、多分弁護士とシェルターから紹介料もらってるよ」


    利香が家に来ました。キレてました。

    直也が一喝。「アンタ慰謝料からいくらもらってるんだ!不安を煽って離婚に持ち込んだんだろ!他人の家庭を壊すな!」


    利香は啖呵を切って帰りました。


    そして直也と利香は子作りの話をしました。


    おわり。


    感想。今、実際に問題になっている離婚ビジネス。

    直也が一喝してくれたのでスッキリしました。

    洗脳してるのは利香です。

    不安を煽って相談に乗るのがまともなのか?
    離婚しないように間に入るのが良心的な対応でしょう。(利香は金が目的だけど)

    他人に体験談語らせて、「何とかのおかげです」の場面は狂気じみてて気分が悪かった。


    直也が最後全部一喝してくれたからスッキリ。星5つです。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    起承転結カンペキ。スッキリ。

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    私は復讐物は明確に好き嫌いがあるので、いつも読むのを迷うのですが、今回は面白そうなのと2話で短いので読んで見ました。


    思い切りネタバレ感想ご注意下さい。


    主人公の北条薔子(しょうこ)は男漁りが趣味。狙うのは妻のいる男。理由は優越感に浸れるから。

    薔子には夫がいます。何でも言う事を聞く高給取りの草食系。

    薔子に夫は家事代行ヘルパーまでつけてます。

    ある日ヘルパーさんが来ます。担当が代わり新しく担当になった森重さん。


    森重さんは、見た目に鈍重で実際どんくさく、苛々した薔子は早速イビります。


    ある日、薔子宛てに怪文書が届きました。


    「だんなと別れろ」
    (離婚届付)


    非通知の電話までかかって来て恐る恐る電話を取りますが、相手は1年前にふった男「M」。妻と別れる決心までしたのに薔子がふった男です。

    電話はガチャ切りしますが、怪文書は毎日届くようになり薔子は外出を控えるようになりました。いつもは留守中に家事代行に来ていた森重さんと珍しく顔合わせ。


    薔子はストレス解消に森重さんに、無理難題、罵詈雑言。人格否定まで。


    しかし怪文書は止まりません(今度は包丁入り)

    森重さんの提案で探偵に依頼して、「M」を見つけ、ストーキングは収まりました。


    後日買い物のついでに、おわびの気持ちから森重さんにハンカチを買いますが、帰って見るとマンションに不倫写真の大量のビラが貼られてました。住人は騒然。慌てる薔子。


    そこで森重さんが来ました。「ローズさん」(薔子のハンネ)


    そこでネタばらし。


    実は全部森重さんの仕業。

    探偵も共犯。「M」は似た男。


    動機は、「M」は森重さんの夫で、探偵を雇い浮気調査をしたのですが、「M」は薔子の所へ行くと。ふられた「M」は森重さんにDV。流産していまい離婚をしました。

    そこへ薔子の夫が知らずに帰って来て、、結局薔子は離婚していました。


    おわり。


    感想。面白い。犯人が森重さんと薄々わかってても楽しく読めました。

    薔子の仕打ち振る舞いが酷いので、森重さんの動機に説得力もあり読後感はスッキリ。

    2話で起承転結お見事でした。

    読後感スッキリで2話完結だったので100点星5つ付けます。


    おわびに森重さんにハンカチ買ったんですけどね。とき既に遅し。薔子は森重さんをイジメ過ぎましたね。

    • 67
  3. 評価:5.000 5.0

    4〜6話の感想。泣きました。

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    赤ちゃんポストから響く声の感想です。


    4〜6話です。思い切りネタバレ感想ご注意下さい。


    幼い我が子と離れて暮らした事のある人にこの話をおすすめします。


    主人公、若月佳代子は、ナンパされた男との間に子ができて出産。男は妊娠が分かってから逃げ、佳代子に両親はおらず、途方にくれた佳代子は我が子を赤ちゃんポストに入れます。


    9年後、ここ数年女の子だったあの子の事が忘れられず、ポストのあった病院を訪ね所在を聞きました。

    娘は、地元県会議員の夫婦に引き取られたとの事。手続きが必要でしたが、佳代子は一目散に議員の家に行きます。


    里親である議員と妻に会い、佳代子は「娘を返して下さい!」と懇願。議員と妻は激怒しますが食い下がり、愛美と名付けられた我が子に会います。

    愛美は無表情で生まれつき耳が聞こえませんでした。

    佳代子は愛美に話かけます。懸命に何かを伝えようとする愛美。


    愛美は手が震え涙を流しました。体にアザがあるのを発見した佳代子。それを見た議員と妻は愛美を取り上げ佳代子を追い出します。


    佳代子は議員夫婦について近所を聞き込みしますが、良い評判ばかり。

    信じられない佳代子はもう一度議員の家を訪ねますが、家の外は警察と野次馬で騒然。愛美は行方不明になっていました。

    パニックになる議員の妻。警察の現場検証中に一報が入りました。愛美の遺体が見つかった。

    取り乱す佳代子。その後、逮捕されてしまいます。


    実はあやめたのは議員の妻でした。

    動機は、イメージアップのために里親になったが愛美がなつかなかったから。

    捜査で日常的虐待の痕が見つかったので、議員と妻が逮捕され佳代子は釈放されました。


    骨壷は佳代子が引き取りましたが、9年前の事を後悔しています。


    おわり。


    感想。泣きました。幼い我が子と離れてくらした経験のある方は、共感出来る話だと思います。

    この話を初めて読んだ時、涙が止まりませんでした。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    過干渉の話から意外な展開

    ネタバレ レビューを表示する

    デブ姉が痩せたらの感想です。

    思い切りネタバレご注意下さい。


    主人公は妹エリナ30歳で、季実子42歳姉に結婚前提で交際する彼氏がいる事を報告するところから始まります。

    エリナが6歳の時から高3の季実子は、母親代わりに育ててくれました。

    が、やりすぎな「子育て」で年頃になったエリナはうっとおしく思う事に。

    ある日、家事疲れで季実子が家事を放棄。エリナに「これまで全てを我慢して育てた恩」を言い家事を押し付けます。

    我慢しながらそれに耐えるエリナ。

    夢で季実子を殺めた夢を見て自分が怖くなったエリナは、ある作戦を思いつきます。

    それは「デブの季実子を健康的に痩せさせて彼氏をつくらせる」でした。

    季実子はフィットネスに通い痩せて美人のオシャレさんになりました。

    その後エリナの彼氏と友人と季実子の4人でお食事会に行きましたが、季実子は男性陣に大好評。

    エリナの思惑通りに進みましたが、

    どんでん返し。

    エリナの彼氏が季実子に乗り換えて、エリナをフッたのでした。

    おわり。


    感想。面白い!。季実子の超過干渉は凄まじく家事を放棄するくだりまでは、さながら「毒親」「過干渉」「洗脳」「偽善者」を連想させ腹が立ちました。
    血が繋がってたらこんなのでも見捨てられないのか。イライラする展開でしたが、

    フィットネスのところから話の筋が変わります。


    エリナはフラれましたが、良かったじゃないですか。季実子が離れて。

    姉妹に乗り換える男なんてロクじゃない。

    他の人探そう。

    フィットネスに行く前の季実子は、とても害悪。
    これまで育てて私は色々犠牲にしたから今度はアンタが家事をやれって。

    過干渉から支配へ。最低の人間。

    こんなのが離れたから私は良かったと思います。

    • 18
  5. 評価:5.000 5.0

    美緒17歳。優香15歳。祥吾13歳。

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    ひきこもり全部読みました。ホームレスも全部読みましたが、ひきこもりが強烈過ぎて内容忘れました。皆さんのレビュー通りです。


    想像通りの結末です。主人公の美緒は第一志望の高校に落ち、妹の優香が美緒の行きたかった高校に合格したくらいから段々と内向的になります。

    美緒17歳。優香15歳。祥吾13歳。最後に撮ったと思われる家族写真です。

    高卒からひきこもり。30年も。

    その間に妹優香も弟祥吾も独立して、両親は亡くなりました。母が亡くなるのはラスト。その後、実家を売却され妹と弟に面倒見れませんと言われ、荷物と共にアパートに追い払らわれ一人困って話しは終わります。


    1990年 ひきこもり3年目
    美緒20歳
    優香17歳
    祥吾15歳

    という具合に随時テロップが出ます。

    時は流れ優香と祥吾は成人して親になっていきますが、美緒は全くかわりませんでした。

    22歳でパソコンを買ってもらい、

    30歳で包丁を投げましたか。

    随時出るテロップがこの話に凄く合う。


    あらすじはここまで。ここから私の感想です。

    ひきこもりは家族だけじゃやはりどうにもならないですね。ひきこもりが身近におる人は分かると思う。
    美緒もそうでしたが、家族にはキレるでしょ。美緒は包丁の件から妹と弟とは疎遠になりました。

    かといって、行政や医療が頼りになるか?

    医療は無理に連れて行かないといけない。行政は?、行政支援は本当に必要ですが、でもそれだけで自立まではとてもとても長い道のりで、

    結局、本人が自覚しないとどうしようもない。でもそれ言うだけでは救いがない。

    1年連続でひきこもりしてたら美緒に近い状態になります。
    お金や職歴はいいんですよ。他人とのコミュニケーション力が落ちる。私はそれが怖い。怖くて何もしなくなる。

    面接不採用にも慣れなくてはいけない。仕事慣れるにも1年はかかります。

    、、、それでもやっぱり働こう。

    馬鹿にされてもいいじゃない。働いてるアナタは立派よ。

    私の感覚で恐縮ですが、どんな変人でも
    10人に少なくても1人多くて4人は感覚が一緒の人がいるから。価値観でなくて感覚。

    職場だから感覚が合えばいいんですよ。

    1年続いたら、職場で変人でも立ち位置あるから

    もう立派な社会人。

    外は楽しいですよ。

    • 150
  6. 評価:5.000 5.0

    女の勝敗感想。勝敗の分かれ目は。

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    1〜3話読みました。

    ネタバレご注意下さい。


    主人公の史子と従姉妹の彩乃は同級生。

    対象的な2人の生い立ちと、事ある事に彩乃が史子を馬鹿にする話です。

    両親の死の後に結婚したけど離婚してシングルマザーの史子の人生。

    学生時代、大卒、結婚、子供、何もかも順風満帆だった彩乃の人生。

    両者の人生の充実度が入れ替わったのは、お互いの子供が成人してからの子供の生き様でした。

    史子さん、親孝行な娘に育って良かったじゃないですか。史子さんが最後に回想したセリフが本当その通りだと思いました。


    私が気になったのは彩乃のお母さん。史子の母の姉で、史子にも優しく節目で支援してくれ
    良い人そうに見えましたが、

    どうして彩乃みたいな意地の悪い子が育ったんだろう。

    やっぱり親の背中なのかなぁ、、、

    家庭の中の実態までは、親戚でも外からは絶対わからないんでしょうね。

    • 6
  7. 評価:5.000 5.0

    毒親の話。夫からみた姑。最後良かった。

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    4話全部読みました。

    ネタバレありご注意下さい。

    典型的な毒母親の話です。娘2人が大人になってからが本題です。

    姉の主人公秀美と妹の育美は対照的に育ちました。
    秀美は母親の期待通りの大卒のバリバリキャリアウーマン。育美は子供時代から母親の言う事は聞かず、高卒で家を出て今は美容師をしています。

    秀美は職場で知り合った藤谷啓二と結婚。婿養子となり池上姓に変え秀美の実家で同居します。

    この母親の干渉が凄い。家事も全部して、秀美に仕事をしやすい環境を整えます。

    後は秀美の子供が産まれるのを待つだけ。育美は披露宴にも呼ばれてないから、母親の期待は秀美だけ。

    あまりの過干渉に、啓二は徐々に不満を募らせます。

    子供は2年たっても出来ず、母親の勧めで不妊治療を開始。二人に問題はなかったのですがそれでも出来ず、体外受精に。

    その後、啓二の不満はついに爆発。
    家を出ようと秀美に提案しますが、「私は家事もろくに出来ない」と拒否。

    その後、秀美に幻聴が聞こえだします。

    仕事にも行けない事態になり、心療内科の受診に連れて行こうとしますが、母親が拒絶。

    ついに秀美は部屋で籠城。予断を許さない状態になりましたが、救ったのは啓二の連絡で駆けつけた育美でした。

    母親は部屋に入れさせず育美と啓二が助け出し秀美は救急車で病院へ行き入院、休職、実家から出て暮らす事になりました。

    その後、子供が出来ました。

    職場にも1年休職後復帰。

    子供が産まれた事は母親は知りません。

    おわり。


    感想。毒親が与える影響は大人になってから出るを描いた名作です。

    育美がババア!と啖呵を切った所。
    啓二の姑に対する不満。
    秀美の混乱。

    見どころはたくさんあります。


    この母親は最高に悪い。もし啓二を追い出していたら、秀美はどうなってただろう。
    精神的に自立が出来ないまま、共依存で歳を重ねたのだろうか。

    啓二がいなければ、育美が助けに行く事はなかったと思います。

    家庭という閉鎖的な場所だから、毒親の問題は外に気づきにくい。

    啓二がいたから表面化した。

    この毒親が啓二を疎ましく思って追い出していたらと思うとゾッとします。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    男性は35歳になると嫌でも立場に気づく

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    3話全部読みました。

    ネタバレありご注意下さい。

    優柔不断な次男の主人公が事態に翻弄される話です。

    ざっくり流れを説明すると、

    親父の経営する会社が倒産。
    実家抵当でアパートへ一家で引っ越し。
    親父うつ病。

    主人公、派遣の中途採用試験を受けず(上司や彼女には薦められていた)

    生活費は家に入れない(母から催促されても)
    彼女妊娠。正社員になってと急かされる。(結果的にここが最後のチャンス)


    親父自殺。
    小説家志望で主人公以上にブラブラしていた長男29歳が強制わいせつで逮捕。

    とばっちりで主人公、会社クビ。中途採用試験の話もなかった事に。

    彼女も離れ、産まれて来る子供の養育費だけちゃんと払ってね。

    主人公、ようやく?立場に気づく。おわり。


    感想です。

    家族と彼女はとりあえず置いといて、主人公についての感想書きます。

    主人公は27歳か28歳だと思いますが、彼女がいたのに「生活」について全く考えてなかったのが最大の誤算でしたね。

    27歳や28歳で考えるのは、酷な話かもしれませんが、、

    30前後はまだしも40前になってフリーターだったら本当に苦しいよ。お金もそうだけど、世間の目がね。35になれば男は嫌でも自分の置かれた立場に気づく。

    現実で正社員にこだわるのはそういう事です。正社員は簡単にクビにならん。安月給でも保険があるとないでは違う。扶養や家族手当もつく。だから彼女もそこにこだわる。そりゃそうだ。

    夢なんて結婚してからでもいいし、漠然とした夢なら追わないほうがいい。
    夢を追ってる人も大変なのよ。
    既婚なら生活費を稼ぐのに必死。独身なら寂しさがふとわいてくる。

    主人公、養育費の支払いキツイと思いますよ。子供と言われても実感がないから。

    男性の30歳はまだ危機感はわきません。
    男性は35歳過ぎてからです。親も歳をとる。嫌でも危機感がわきます。

    35歳にもなると、同級生で結婚してる奴も多いだろうし、子供の話も話題に上がるし、仕事もバリバリしてる話になるでしょう。

    それぞれの人生を歩んでいるから、同級生というだけで話が合わなくなるのが、男性は35歳くらいからです。

    結構、考えさせる作品でした。星5つ。


    似たような立場の男性が読むのは嫌になる作品でもあります。痛い所をついているからね。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    8~10話の感想。気になって仕方ない

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    「美しい母には秘密がある」の感想です。

    8〜10話ですね。一応ネタバレありです。ご注意下さい。


    9歳の娘美和は顔がブサイク。母の麻子は超美人。父は会社で出世してるけどブサイク。
    祖母(麻子の母)は、家政婦として家に居させてもらっています。

    美和は、友達やクラスメートに顔をからかわれて自分の顔が大嫌い。
    しまいには荒れてしまい、麻子が「人間顔じゃない心よ」と諭しますが説得力なし。

    そんな美和を見かねた祖母は麻子に「本当の事を話したら」と言いますが、
    麻子は「誰のお陰で良い暮らしが出来てると思ってるの!」と逆ギレ。

    美和は整形を企て、偶然見たテレビでとんでもない事を思いつき実行に移します。

    母の運転している最中に邪魔をして故意に交通事故を起こすのです。

    計画は成功!?し、顔の手術が必要な事態に。

    ドクターの懸命な治療の甲斐もあり手術は無事に成功します。

    自分の顔を見た美和は、とても喜びました。

    麻子も手術が必要な事態になってこちらも手術は無事に成功。


    美和にも笑顔が戻り、父も祖母も麻子も、最後喜んでハッピーエンドなのですが、


    もう「ある一点」が気になっていけません。みんな泣かせるセリフを言ってめでたしめでたしなんだけど、

    もうそっちばかり見ちゃって真面目なところが頭に入らないの。

    おかしくておかしくて。


    ここは見ないとわからないのでこれに関わる所をネタバレしたらダメだと思いました。この感動は見たらわかります。9話から
    10話にかけてです。

    • 4
  10. 評価:5.000 5.0

    行き着く所は個人の問題

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    全10話読みました。この作品を描いたしまださんに敬意を称します。

    私も宗教絡みで家庭の問題に悩んだ一人です。

    最初は明るい感じで話は進んで行きますが、中盤以降から本題。ママ以外の家族が冷静だったのが救いでした。中盤からの家族の解説は、的確でその通りと納得出来ます。


    以下名言集です。ネタバレご注意下さい。


    もうママという人間は宗教で成り立っている。


    個人の受け取り方で全てが変わるんだ。


    だからって好き放題していいワケじゃない。たとえどんな人でも、そう親だからこそ。


    何言ってるんだろうこの人は。
    癇癪を起こして、どうしていつも「やり遂げた」顔して見下すんだろう。


    最後のあとがきですが、18話(009話)まで読んでから読むのをお勧めします。あとがきは衝撃の内容ですが、そこだけ読んでも全体の流れは見えない。全部読んだら意味がわかります。
    しまださんも描いていますが、宗教が悪いのではなく、個人の受け取り方(今作はママ)が間違っている。全部読めば、スッキリすると思います。

    • 8
全ての内容:★★★★★ 31 - 40件目/全43件

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