5.0
7〜9話。色々想像出来て良い話。
今日、彼に内緒で家出します。を読みました。
7〜9話。ネタバレ感想ご注意ください。
試し読みから想像出来ない、この話を今回読みました。
ある日、妻の明菜は愛犬のメイをよろしくと置き手紙を残して家出します。
向かった先は温泉旅館。
夫の修から電話がなりますが、無視。
理由は、姑からの孫の催促と、気にしない修。
明菜は温泉に入りながら回想します。
、、、修に初めて会った日も雪の日でした。明菜はじさつしようとしてました。
それを止めた修。愛犬メイは、明菜にすぐ懐きました。
「僕で話しにくいならメイに話するといいよ」
修は席を外します。
明菜はメイに話しました。
、、会社の上司と不倫してた事。
悟られないため同僚と距離を置き、秘密を抱える事で、友達、親とも疎遠になった事。
それでも彼が好きでしたが、ホテルで幼い娘から電話があり彼は帰ります。
、、父とは違う。
明菜の父は明菜を捨てて家を出てました。
「行かないでパパ!」
「あきなをおいて行かないで!」
彼は父とは違う。だから好きになった。
ある日、彼の子供が欲しいと言いましたが、彼は拒否。会社も居づらくなり悲観してじさつをしようとしていました、、
修が席に戻ります。「明日もメイと待ってるから」
半信半疑でしたが、修は明日も居ました。
修もじさつ未遂経験がある。
メイのお陰で出てこれた。
「弱くても生きてればそう悪い事ではないよ。」
子供が出来ないのは罰だ。
修に謝ろうと思いましたが、、
気がついたら病院のベッドの上。
修が居ました。湯あたりしたそうです。
そして医師が来ました。
「安定期に入るまで気をつけなくちゃいけませんよ」
「おめでたです」
おわり。
感想。不倫の是非は置いておきます。
プチ家出して自分を振り返った妻の話です。
娘は父親に似た人を好きになる。を地で明菜は行っています。
別れのシーンは泣ける。
彼は明菜から見れば卑怯。
別れがあって夫の修と出会いました。
メイの優しい目。夫婦揃ってメイに救われました。
「おめでたです」最後のシーン良かったです。簡潔で余韻に浸れる良いラストでした。
罰?そんなもん、ある訳ないよ。
明菜と修ちゃんお幸せに。
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4
ダメ夫に仕返し!~私の苦労もわかってよね!~