5.0
たかさんがんばれ!
と、特に意味もなく声援をタイトルにしました。たかさんを同人誌の頃から見つめているキモイ視聴者です。漫画が描ける人だとおもっていなかったので最初はびっくりしました。たかさんの闇は半端ないと再確認しました。ご自愛も忘れずに!
-
0
147908位 ?
と、特に意味もなく声援をタイトルにしました。たかさんを同人誌の頃から見つめているキモイ視聴者です。漫画が描ける人だとおもっていなかったので最初はびっくりしました。たかさんの闇は半端ないと再確認しました。ご自愛も忘れずに!
しこたま漫画を読んできている40代のおばさんですが、これは面白かったです。ちょっと小さな女の子を性的に描くようなアングルが多いのは玉に瑕でしたが、アイダマコトのレベルではないので良しとします。なんかスゲー本気でっていうより、スルッと冗談を噛ます余裕があり、きちんと全体をとらえて漫画の中に世界が広がっているのでスコッと入り込んで楽しむことができます。他の作品では少々救いのない鬱という海へ引きずり込まれる暗黒な傾向がありますがこの漫画は比較的飄々としていようと心掛けていたのかな。人生はキラキラしていないし、ドロドロしているだけでもないので、そういう人生そのものって感じが好きでした。女の子の友情に執着が感じられるものの、我々がかつて感じていた友情の心地よさを思い出すこともできます。作者さんの髪がまだお若いのに真っ白になるほどに描きこみも容赦がありません。同じくらいの年齢ですが、頭が上がりません!(重くて)
絵は本当に上手だと思います。きれいな女性を描くのがすごく上手。でも読み進めていくうちに、何がしたいのか何を言いたいのか物語の主軸がつかめず、フラフラしていて、恋にドキドキする人たちに共感もできないし、何より主人公の綾乃が中身のないつかみどころのない性格で、学校の教師であるのに不倫をし、保守的な日本ではまだまだ受け入れてもらえないであろう同性愛の教師であり、そういうところにいくらでも物語があるはずなのに、そういうものは一切素通り、責任感があるような風貌と性格と職を持っているのに、相当なことをしでかし続けています。話を広げ過ぎて手に負えなくならないようにするためとはいえ、小さすぎる世界で不倫や人間関係が完結されており、おまえら全員何やってんだよっていう突っ込みをされる前に作者は物語の中で登場人物たちに自己反省させるという、肩透かしも満載。スルリスルリとすました顔で大事をやりのけていく綾乃が一番奇妙な存在だと思い始めてしまいました。全く情熱もなしに、なんとなく好き、という小学生の恋のような動機で女性と暮らし始め、どうやら体の関係もほとんど無いようです。いきなり教え子たちのどうでもいい人間関係の話を広げ始め、ずうっと肩透かしを食らったまま最終話を向かえる、そんな話でした。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
住みにごり