4.0
良い作品なのですが・・・
伯爵令嬢のキーサは、婚約者ダニエルや友人メリッサの裏切り行為や、娘を家門の道具としか扱わない父親に心を傷つけられながらも、セイオッドとの交流を通して自分の思いを伝える勇気を獲得していく。心優しいキーサとセイオッドのこれからに期待を持って読んでいます。しかし(まだ途中の8話目だからかも知れませんが)ダニエルや父親があまりにも単純に悪者として描かれているため、とても分かりやすい反面、ストーリーや人物描写に深みを感じられず少しだけ残念です。キーサやセイオッドにしても、負の側面が描かれるともう少し感情移入できると思います。良い作品なので私の求め過ぎかも知れません。
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あなたが私を手に入れたいのなら