5.0
先生!
あるある、特に若い頃って毎日を生きるのに夢中で、心のどこかに引っかかっていながら、罪悪感を抱えながら、不義理をしてしまうこと。。
今ちょうど40歳になった私にも、そういう人がいます。その人のことを思いながら、ううう…と思いながら、この作品を読ませていただきました。
昔を振り返りながら、この作品を描くこと、とても大変なエネルギーを使うものだっただろうと思います。
でもその結果「先生」は読者の私達の中にも、少しずつ生きることになりました(映画にもなったし!)
そして、読んだ私達の多くが、それぞれに、恩師や大切な人のことを振り返るきっかけにもなったのでは、と思っています。
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かくかくしかじか