タブラ・ラサさんの投稿一覧

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1 - 4件目/全4件
  1. 評価:5.000 5.0

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    とにかくワクワクする!!!

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    第3部の魅力は、「とにかくワクワクする」ことだと思います。50日間かけて世界を旅しながら戦うというたいへん大きなスケールで、冒険の壮大さを感じますし、世界旅行をしているような気分を味わえます。1部や2部はバトルで忙しい印象がありましたが(それも緊張感があって素晴らしい)、3部では旅をしているということもあり少し余裕が出てきて、キャラクター同士のちょっとした会話や日常、ギャグシーンが増えて微笑ましいです。そして何より、登場人物が敵味方問わず非常に個性的だというのがとっても楽しいです。味方側の各人物の視点だけでなく、敵視点でも物語が進んでいくことが増え、それぞれのキャラクターの人物像がより深掘りされているように思います。人数が増え、スタンドという個々に備わる能力の概念が生まれたことにも起因しているのだと思いますが、それらの要素も後世の漫画史に影響を与えるほど斬新で魅力的なものです。また、ジョースター家という縦のつながりと、3部の仲間同士の横のつながりが重なる部でもあるので、それがより一層3部を、ひいてはジョジョ全体を魅力的にしていると思います。それぞれ使命を背負って戦う仲間たちの姿には胸を打たれますし、世代を超えた長きにわたるディオとの決着がついた時の感慨深さは計り知れません。冒険、友情、何気ない日常、使命、感動、人間讃歌、黄金の精神、運命への決着・・・本当に本当にたくさんのものが詰まった、濃厚でかけがえのない旅です。

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  2. 評価:5.000 5.0

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    ユーモアと斬新さが魅力

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    ジョセフのユーモア溢れる言動や、シーザーとの掛け合いが非常に面白いです。一見おちゃらけているように見えるジョセフですが、まさに発想の斜め上をいくような頭の使い方で見事にピンチを切り抜けていくところに、毎回驚いては感心しています。特にワムウ戦では、両者の奇想天外な策が次から次に披露されていき、ワクワクとハラハラドキドキがずっと更新され続けてたまりません。ジョジョの頭脳戦の面白さの原点はここにあると考えています。また、戦いや修行を通したジョセフの成長も見逃せません。波紋の技術的な面でもそうですし、突然の相棒の死や尊敬する好敵手となったワムウとの戦いを通して仁の心を知り、彼はより魅力ある人間へと成長したと思います。そして最後、カーズの進化によって物語の規模がグンと大きくなりますが、その圧倒的強さと異次元さには絶望を感じました。しかし、ジョセフが無意識に赤石を掲げるという、ジョースター家のDNAに刻まれた不屈の精神からくる行動は非常に感慨深く、最終的なカーズの倒し方にはこれほどとなくジョセフらしさを感じました。総じて、ユーモアと斬新さと感動の詰まった素晴らしい作品だと思います。

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  3. 評価:5.000 5.0

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    原点!!!

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    初っ端から衝撃的な展開が次々とやってきて、グッと引き込まれます。特にズキュゥゥゥンの場面は、大ゴマの迫力と、そこまでしてジョナサンを追い詰めたいのか!?というディオの執着を感じ、強烈に印象に残っています。登場人物は皆、のちに登場する「黄金の精神」に相当するだけの「覚悟」を持っているなとひしひしと感じます。ジョナサン、ツェペリさん、スピードワゴン、エリナ、ポコ・・・彼らの精神性は、まさに「人間讃歌」を体現しています。味方側だけでなく、ディオの徹底した「悪のカリスマ」としての人格の作り込まれ方もさすがです。世代が子孫たちへと移り変わり、ジョジョ全体の物語はとても壮大になっていきますが、原点に立ち返ってジョナサンとディオの出会いを考えるととても感慨深いです。彼らの出会いや些細な出来事が絡み合って後々の何世代もの子孫に影響を与えていくんだと思うと、しみじみと思います。

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  4. 評価:5.000 5.0

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    私自身美大受験を経験しているので、共感する場面や技術的な学びが多くありました。主人公が絵に目覚めるエピソードは私とは違ったきっかけで新鮮でしたし、彼が芸大受験を決意してから直向きに努力し、美術に対する姿勢や自己をとことん追求する姿に胸を打たれました。受験対策の過程では、どうしても辛くなる時や何がなんだかわからなくなる時もあるけど、絵を描くことが好きだという純粋な気持ちに立ち返り、何より楽しむんだという思いを持って挑むことの大切さを改めて感じました。

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