3.0
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スパダリ系は好きなので最初は結構楽しく読んでいましたが読み進めていくうちに引き伸ばし感というかだんだん最初の趣旨から離れて行ってるような違和感を覚えました。
ご都合主義のような展開が苦手なので部長の過去、主人公への思いや「営業部の夫婦」とまで呼ばれるほどのハイジの存在などは最初のうちから伏線というか匂わせて欲しかったなとも思います。
また後輩の三森さんが諫山さんに惹かれるシーンで読む手が止まってしまいました…。
同じ作品内で描くには部長と諫山さんの系統が被り過ぎていて少し残念です。
特に「結婚なんて可哀想」なんて言葉が最初に出てしまう子にしては恋の始まりが突然というか少々ありきたりで感情移入できず…。
読み手の好みではあると思います。
特にコロナ禍での働き方改革や結婚などは現実的な話で丁寧に描かれているなと感じました。
また仕事大好きで仕事優先してしまう主人公や、スパダリすぎて割と何にでも肯定的な部長の言動は王道ではない予測できない展開を見せてくれるのでワクワクはらはらと読めました。
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部長と社畜の恋はもどかしい