1.0
またこのパターン
高山先生の作品は他にも読んだことがありますが、今回も「思い込みや勘違いから行動する」というパターンが多いように感じました。
作品として読む分には、そのすれ違いが物語を動かして、最終的にはうまくいくので楽しめます。
ただ、現実の人間関係だったら、少し違うと思います。
相手の気持ちを確認せず、「きっとこうだ」と思い込んで行動するより、まず本人と話して、お互いの考えや気持ちを知って、少しずつ関係を深めていくものじゃないでしょうか。
作品の中では「愛ゆえの行動」として成立していても、現実に同じことをしたら、相手の意思や尊厳を無視することにもなりかねない。
「結果的にうまくいったから良かった」で済ませられるのは、あくまで物語だからこそだと思います。
ストーリーの展開自体は好きなのですが、もう少し登場人物同士がちゃんと会話して、相手を一人の人間として理解していく過程があってもいいのではないかな、と感じました。
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恋を諦めた妻が叶えたい100のこと