5.0
エロです、でもそれだけではない。
エロです、オトナコミックなのですが、それだけではありません。
敦尭(あつたか)さんは、とても真っ直ぐで不器用で。名前どおりの温っかな優しさと純粋なえろさが売り。物語のリードを担ってます。
対する美鶴(みつる)ちゃんは、とにかく控えめで無口でだんまり。素直な感情は声に出さずに、本音は心の声で表現してます。
2人の感情が、文学的で詩的で情緒的。そんな感じを、とても上手にエモい画力で表現しています。
作者さんの意図を、合ってても間違ってても、感じてる方が多いと思います、特に女性の方の共感が多いのも頷けます。心も性欲も満たされる感じでしょうか。
ありそうでない、新しいオトナエロな感覚を覚えます。「情緒的、文学的、エロ漫画」という独自のジャンルです。
男女問わずセルフプレジャーも楽しめて、小説を読んだあとの読後感も満喫出来る、素晴らしい作品です。
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ノラネコ少女との暮らしかた