2.0
痛みを消費しやすくしている危うさ
巻読みで6巻まで読み終えた時点での感想です。
物語の構成は、冒頭でショッキングな結末を示して「なぜそうなったのか」を遡らせるもの。ミステリやサスペンスでよく使われる、古典的な手法です。
問題だと思うのは、現実に存在している極めてデリケートな痛みを題材として扱いながら、それを『不器用で愛くるしい女の子たちを巡る、夜の世界の12ヶ月』と糖衣でくるみ、消費しやすいエンターテイメントとして売り出していることです。
作品が描く痛み以上に、その売り方と、そこに現れた視線に、強い懸念を感じています。
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みいちゃんと山田さん