王宮で今までエルジェの味方だった人(寄り添っていた人)はジュールくらいしかいなかったのに、いきなり手のひら返しされても怖すぎる。
過去話の彼らの行動は、権力争いにより自分たちにとって都合の良い立ち位置を決めていたし、エルジェ本人の幸せなんて気にしていなかった。
(それは王宮という場所なので、どの漫画でもそう)
物語のエンドに近づいてきたからか、王宮の貴族たちの心理描写の変化をすっ飛ばして雑になったので、置いてきぼりにされた気分。
いろいろあったリエナはともかく、エルジェに手紙を書くほどならば、なぜ今までジュールのようにエルジェに寄り添わなかったの?
この漫画だけを読むとヘンリエッタもいなくなった後、王とエルジェを支える側にまわるほうが、自分たちにとって都合がいいから、いきなり180°振る舞いを変えた人たちにしか見えない。
終わり良ければ全て良しみたいに、ただシビルとエルジェのハッピーエンドが見たいだけならスルーできるかもしれないけど、細かい部分をすっ飛ばして足早に感じたので作品全体の流れに違和感を感じた。
私もそうだけど他の読者さんもこの漫画に少し疲れているように感じた。笑
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サベージ・キャッスル~堕落の迷宮~【完全版】
082話
サベージ・キャッスル~堕落の迷宮~【完全版】(82)