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  1. 融点~とけあい~【完全版】

    060話

    融点~とけあい~【完全版】(60)

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    思いもよらぬハッピーエンド。かと思えば「つづく」。そして「外伝」へ。
    最終回は寂しいと思っていたが、こうなると肩透かしをくらったような
    残念さが心に残る。無事の出産か婚姻届の提出。そんなところで終わって欲しかった。

    主人公が幸せの涙を流しながら最高の笑顔で愛する人に言う。
    「赤ちゃんにはあなたが悪い人だってことナイショにしてあげますね」
    ユーモラスなシーンに思わず笑いそうになったが、笑えなかった。
    どのように美しく取り繕っても動かしがたい真実がそこにはある。
    悲劇の終焉が待っているのだ。

    • 1
  2. 融点~とけあい~【完全版】

    059話

    融点~とけあい~【完全版】(59)

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    もう最終回。少々話が煮詰まっているなと感じることもあるけど、最終回と言われると寂しい。
    正直、楽しみの一つが無くなる。でも、見事な最終回、しかもハッピーエンドを期待したい。
    反社や人の生命を奪う輩のハッピーエンドなどないと信じる。因果応報だから。人の命を軽んじる者は自分を含めて近しい人たちの生命も軽んじるということだから。でも、主人公が好きだから、主人公の愛する人の悲惨な最期など見たくはない。本編最終回なら、続編はなし。理由は上記に述べた通り。大組織を若きリーダーが背負い、ますますこれからという雰囲気で物語を終わらせてほしい。次回は堅気の話でお願いします。絵はとても素敵。特に背景や建物は最高。

    • 11
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    大丈夫。夏美なら許してくれる。・・・
    これまでの話を読んで、この愚かな旦那が同じ目線で過去を振り返ったとして、
    どうしてこのセリフが出てくる。
    なんと自分本位、自分勝手、愚かな男だろう。
    何度読んでも腹が立つ。許せる余地などどこにもない。
    大丈夫って。どれだけ夏美さんを慈悲深い存在と信じているのか。(神でも仏でもないぞ)
    夏美さんは自分が大好きだから、それだけで安心したって・・・。
    作者はこの男の評価がきちんとできていない。人を見下し、自分は許される。おかしいだろう。

    • 3
  4. 融点~とけあい~【完全版】

    058話

    融点~とけあい~【完全版】(58)

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    「おなかの子どもの父親は「ヤクザ」よ」(はっきり言えば)なんて、そんなセリフ、美緒さんに言わせないで欲しかった。染まらないでほしい。掃き溜めに鶴でお願いします。「ありま」さんを見ているとこのお話はハッピーエンドには終わらない予感がして悲しい。設定する業界が反社だからやむを得ないのだと思う。ヤクザのお兄さん方が殺傷され、オヤブンの奥さんが抗争の渦中で命を落とし、主人公の愛するヤクザのお兄さんだけは生き残り、ハッピーエンドになるのは難しいのではないか。

    • 0
  5. 熱が冷めた私たちは

    053話

    第35話

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    「夏美が悩んでいることも、辛いと感じていることも俺は半分背負いたい。」
    前半の酷薄とも言える夏美さんへの態度を考えると、短期間に別人とも思える(元)旦那の成長ぶりだ。
    この話は説明のつかない、矛盾だらけのおはなしをうまい絵と作者が書きたかったセリフで
    無理にまとめた感じがする。
    「元カノを支えるため」「友人との約束を果たすため」など、妻に冷酷な仕打ちをしたことについて
    なんの説明にもなっていない。無理がある。前半では忘れていた大切な妻の誕生日を後半ではなぜか都合よく思い出し、プレゼント攻勢で、下手な説明を装飾し、「幸せだよ」といい話風に無理やりまとめる。読んで損した。

    • 7
  6. 融点~とけあい~

    035話

    融点~とけあい~(35)

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    日本のみならず先進諸国の中で、どこの企業の最高執行役員がこのような怖いお兄さんたちを引き連れているだろう。頬に傷をこしらえ、懐に包丁を忍ばせ。「宇川グループ」などともっともらしい企業のネーミングが度々登場するが。業務内容を知りたいものだ。このような反社会的勢力を入札に参加させる自治体があるだろうか。この話は設定が曖昧で弱い。反社の方々が活躍する企業の設定をもっと詳しく、少々架空を交えても、読者が「なるほど。」と納得してしまうような設定を。企業名と役職、見せ場の事件の説明も「横領」など簡単に済ませずに。ラブシーンばかりで話に厚みがない。つまらない。

    • 2
  7. あなたが私を手に入れたいのなら

    014話

    あなたが私を手に入れたいのなら(14)

    夢中で読んでいたら、午前3時になっていた。架空の国、架空の設定、架空の登場人物たち、すべてが架空だが、設定がしっかりしていて、人物描写や主人公が生きる時代や階級がリアルで説得力があり面白かった。設定の大切さを学んだ。私は今、家族に反社会的団体に身を置く父を持つ主人公の現代ラブストーリーにはまっているが、何か納得できず、ご都合主義のような読後の印象だ。この話を読んでわかった。設定があやふやだから、結局作者が描きたいシーンを描くためのおはなしだからつまらないのだ。とても勉強になった。

    • 10
  8. 融点~とけあい~

    034話

    融点~とけあい~(34)

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    美緒さんという人が読み続けてようやく最近わかってきた。ヤクザの娘であるという事実に甘えて、あきらめて、自分を許して。両親を批判する資格なんてない!と、ひがみ半分に思っていたけど、私が想像する以上に「ヤクザの娘」という十字架は重いものだったということがわかってきた。伴侶が「ヤクザ」というのも宿命だろうか。でも、美緒さんが美緒さんらしく成長を続ける限り、道は開ける。美緒さんは拓いていけると信じたい。それにしても友情と言うものはもろいもの。美緒さんの友人は幸せではないだろう。

    • 7
  9. 融点~とけあい~

    018話

    融点~とけあい~(18)

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    親のテリトリーを脱出する勇気がない、その意思もない。批判しつつ唯々諾々と従って、ついには、望まぬ妊娠までしてしまう。話の中に父の象徴的な言葉があった。世に批判される業界で恩恵を受け、親離れする努力をしない主人公が好きになれない。

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  10. 白狼の妻

    006話

    6話 信じてみたい

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    「信じていいか」狼旦那が心を開き、主人公がそれに答えて自分のツライ、きっと知られたくない過去を打ち明ける。話のペースが早くも遅くもなく丁寧に登場人物の心情を描いている。「怖くはないか」「怖くありません」でも、絵を見て、わたしなら怖いぞと思った。あの絵を見たらだいたいそう思うだろう。だからこそ「怖くありません」とはっきり言う主人公の心の美しさが光る。思い出したくない、消し去りたい過去があっても勇気をもって打ち明ける。きれいごとに終わらせない。そんな話がいいな。

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