前向きに解決できて、よかった。二人の関係がこじれたままなのが見ていられなくて、かなりポイント使って読み進めてしまった。
鶴見中尉、アシリパの反感を買うのがいい手なはずないのはきっと頭では分かっていても、長谷川時代を思い出して汁も言葉も止まらなかったのだな。ウイルクたち個人への恨みというより、あいつらが少数民族独立活動なんてしていなければ、指名手配書を奥さんが見ることもなく、戻ってきて撃たれることもなく…みたいなところから、アイヌを守ることそのものに拒否反応を示してしまったんだな。
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ゴールデンカムイ
344話
第211話 怒りのシライシ(2)