みずたきさんの投稿一覧

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1 - 6件目/全6件
  1. 評価:4.000 4.0

    かわいらしい

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    絵がかわいらしくて温かな人の多い辺境領の雰囲気を表現するのに合っています。
    線が細くて頼りなげな風情が味です。ほんわかとしているのに直線的な不思議な絵です。
    お話はよくあるああいうやつ、なのですが。
    そういう一つのジャンルとして、それぞれの作家さんごとに味があり、私はこのお話がお気に入りです。
    シェリルは気が弱く優しい性格で、虐められているのに他人に強く出られず意見も希望も伝えられないしひたすら耐える以外に出来る事がない。
    そんな主人公なのですが、優しい人たちとの交流を通じて徐々に癒され、発明の成功で自分の存在に対する肯定感も上がり、やっと自分の不幸な境遇を皆に打ち明けられ、同情と慰めをもらい、この地で幸せを掴む勇気を持てた。
    死を命じた家族の事もあるしこれからもう一波乱あるわけですが、無料分のちょっと先まででそんな感じです。
    漫画というより絵本のような雰囲気なのですが、絵に毒が無くとにかく可愛らしいのです。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    年の差カップルですが

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    とにかく画面が美しい。
    衣装デザインの方のお仕事が素晴らしい。
    老若男女がとっても可愛いお洋服を着ていてテンションが上がります。
    軍服好きな方にもおすすめです。
    年嵩のヒーローの対人スキルや情緒が幼くてやきもきする部分はありますが、自害しそこねて以来半世紀引きこもりだったと考えるとそれもまぁ仕方のない事かと。これからの覚醒に期待です。見目は麗しいので。
    ヒロインは年相応に可愛らしく行動力もありそうなので、困難を跳ね除けて幸せを掴みに行って欲しいですね。
    人生の途中でナイフを抜くメリーバッドエンドではなく、末永く共に生きるハッピーエンドを!
    物語はこれからヒロインの家庭の問題やヒーローの呪い問題の解決を目指して恋愛面はスローな展開かと思いますが、しっかりした作品なので最後まで楽しめると思います。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    予想外の内容

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    面白かったです。
    最初に表紙とあらすじから受けていた印象とまったく違う展開で驚きましたが、それはそれで別の面白さが。
    王道少女漫画のような可愛らしくキレイな絵柄で14歳の美少女が前王と婚約?
    ロダン様がお相手じゃないんだ・・・あいや、騎士の少女と恋仲なのか、若き王様は・・・最愛の婚約者がいらっしゃる。
    たしかに他のルートがあらかじめふさがれている丁寧な作り?
    け、結婚を考える年頃の息子がいるヒーローか、斬新だな・・・お、お義母さまと呼ばせるんですか?
    え、これから戦うラスボスはヒーローの前妻なの?こんな幼い婚約者の力を借りて前妻と戦うの?設定えぐくない?
    こう書くと中々な設定なんですけど、絵柄が可愛いのと少女漫画エフェクトの力で読めてしまうんですよ、違和感なく。
    加護縫いの設定は面白いし、成長バトルもの要素もある。
    主人公愛されだけどハーレムじゃない。
    悪役以外は優しい良い人が多いし、身の安全を確保する為とはいえ唐突な婚約話に振り落とされなければ、楽しめる良作だと思います。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    良かった

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    面白かったです。
    作画がとってもきれいで世界観にぴったりで素敵です。
    アウローラもフェリクスも社交界においては「王道ではない」というだけで、誠実で立派な騎士と淑女です。
    偶然というか導きというか良き出会いで、王太子のような心境で「良かったねぇ」と感慨にふけってしまいました。
    魔法や古の魔女についてのあれこれや、いわゆる偽装から始まった二人の関係の変化など、これからも見どころは沢山ですし、技量のしっかりした作者さんのようですので追って損はない作品だと思います。
    主人公が二人とも落ち着いた性格なので、早とちりや暴走からくる要らぬハラハラ展開がなく読みやすいです。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    魔王様も良い

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    オッドアイは魔物の証でとても不吉という世界観で母親の命と引き換えに誕生した末娘の両眼の色が違った、という不幸から始まる物語。
    魔王の目が実際オッドアイなのでただの迷信というわけでもないところが辛い。そりゃ怖かろう。
    ただ本人には何の罪もないし、他の子供と同じく生まれた事を祝福されて愛され幸せになる権利があるのに。
    加えて光の乙女や婚約破棄と、罪のない主人公に沢山の不幸が降りかかります。
    けれども、愛する夫とともに自分を見つけて立ち直った彼女が、言いがかりを自分で払拭するお茶会のエピソード「女の戦場」が気持ちいいです。
    庇護者に頼らず、ちゃんと自分で言い返せた。強い。
    乙女と姉、二人まとめて相手にできる舞台を作ったり、話全体が短くまとまるように作られていてサックリ進行です。
    短めですが大事な心情などはきちんと描かれているし、問題はきちんと解決します。
    ハッピーエンドではありますが、あの殿下に品性は戻りません。なので国の未来は心配ですね。

    魔王が表に出てきてからは魔王を推してしまって、こっちとくっつくifも見たい、などと思ってしまいました。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    ぽっちゃりかわいい

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    目的を優先しての体重増だし、まだ14歳なら心配ないです。
    子供のぽっちゃりは可愛いし、ご家族は普通体型で家庭の食事量も適性のようですし焦らなくとも年頃になれば本来の体型に戻りますよ。
    教育失敗第二王子と半分血のつながった第一王子さまがご自身の性癖優先の毒カレにならなければ・・・まぁローレン殿下は根本的に優しそうなので大丈夫そう。
    お似合いの可愛らしいカップルです。
    第一話のユリアへの罵倒は腹立たしい限りですが第二王子との縁談失敗から第一王子との婚約までトントン進むのでストレスは無いです。
    主人公を取り巻く人々が敵役アホ陣営に対してきちんと呆れを持っているので安心して読めます。
    また、転生モノでユリアを悪役令嬢の立ち位置に置いた場合のヒロイン役も登場するのですが、まさかの他校に進学したため一向に出会わないという展開。
    この辺がちょっと面白かったです。
    この先彼女はユリア達とどうやって絡むのでしょうか。
    体型を気にするあまり引っ込み思案なのかと思いきや、まったくそんな事なく負けず嫌いで物怖じしないユリアが、前世は農大生というギフトを活かして活躍するのが楽しみです。
    作画はすっきり善良でわかりやすいです。

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