3.0
あまりの悲惨な実家での生活に、読む気が失せてしまうほどでした。
しかし、辺境伯と結婚という形で実家から追い払われたエレナの生活は今までとは全く違うものでした。
少しずつ光が出てきて、幸せに笑う顔が見られてホッとしたのも束の間、遠征先で旦那様が襲われ、昏睡状態で戻られます。
夜通しの看病をかってでますが、かなりあの力はない、声が出ない、そのことに涙しながらウトウトとしてしまい…。
旦那様が目を覚ますと、体の傷が治っていました。
傷を癒せたのは、彼女のカナリアの力なんだと、夢の中で同胞を助けてくれと言ったあの鳥の言葉とおり、エレナはかなりあの力をなくしてはいなかったのです。
どうか幸せに、2人ともが、と祈らずにはいられません。
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追放された歌姫は不器用な旦那様と最愛を紡ぐ