4.0
救いがある
将来を期待されていた舞台女優であったが、妊娠と結婚を機に家庭へ入った主人公。
夫は劇団の主宰者であり、結婚当初は売れない脚本家。その後チャンスをつかみ、
売れっ子脚本家へ成功を遂げる。そんな夫を支えていたが、夫の不倫が発覚。
それに続く夫からのパワハラ、モラハラにより身体も心も傷つき自尊心も失いかけていた…。
ある人から差し伸べられた救いの手により、本来の自分の力<演技力>で立ち上がり、
周りの協力を得て、夫と不倫相手に逆襲をはじめる。
ストーリーの最初の方は主人公が辛い目に合う/夫と不倫相手が調子に乗る 描写が多く
読んでてちょっと辛かったけど、反撃のストーリーが始まってからは
わくわくと先が気になるかんじ。
主人公にラッキーが続きすぎ?と思わなくはないけど、女優なんて、運をつかんでなんぼだしね。
悪者は夫と夫の不倫相手と義母の三人くらいしかいなくて、
他は主人公の味方なので読んでて救いがあります。
- 1
セイサイのシナリオ