3.0
妹を救うための展開がありきたりだが良い
この作品は、貴族のカタストロフ家で当主の妾腹の子として生まれた主人公が、当初は無能と見なされて放逐されるも、思わぬ力を得て強くなるが、政敵にカタストロフ家が襲撃されて、主人公と最も親しい家族であった同母妹が殺され、しかも主人公も妹を殺した張本人に殺されたところで幼い頃の自分自身として復活を果たし、妹を守るために人生のやり直しに挑むという、ありきたりで意外性には乏しいですが、決して駄作ではないです。一方で、絵的に意外だったのはファンタジー物ながら登場する銃器が現代的な見た目なんですよね。普通ならマスケット銃の様な、何百年も前に存在した様な物が出てきそうですが。
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公爵家のSランク神器使いの回帰