2.0
とても残念
一気に読みました。最初は引き込まれたのですが、笑顔で献身的な優しい妻が、実は一番心が疲弊していて主人公の母を殺したのかと思いきや、実は国が運営している自殺幇助の執行人という謎の設定。
この職業の設定が曖昧で説得力に欠ける。
どうせなら、もしかしたら本当にこんな組織があるのかも、と思わせてほしかった。
市役所なら色々な手続きを踏んでるはずだし、その辺をもっと描いてくれないと面白くない。主人公の母に関しては、手続きすらしておらず短絡的で介護に疲れた妻が殺したように描かれている。
せっかくテーマもおもしろいのに、どこもかしこも描ききれずに、結局全部が中途半端で終わり方も腹立たしい。
おそらく打ち切りになったのだろうなと思う。
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馬鹿は死ななきゃ解からない。