5.0
思い出の詰まった漫画。
「リョウ」という懐かしい漫画を見つけて、普段なら絶対やらないのですが課金をしてまで一気に読んでしまいました(笑)
私が小学生高学年の頃、母親が買っていたマーガレットをこっそり隠れて読んでいて「リョウ」にはまりました。
それから母親に私も読ませてもらえるよう直談判して、マーガレットの発売日を楽しみに、毎回心待ちにしていたのを思い出し懐かしさに浸っています。
ストーリーは歴史上の人物である、源義経が女性として、「リョウ」として生きていく姿を描いたもので、タイムスリップをしたり、戦に何度も出たり、恋愛ですれ違いあったり、とにかく波乱万丈。最終的には悲しく切ないストーリーではありますが、主人公やその仲間のキャラクターがとても際立っていて読者に愛される登場人物もたくさんいます。
「リョウ」の最終回はたしか中学生の時だったと思います。もうほんとうにたくさん泣きました。しばらく喪失感でいっぱいでした(笑)
その年頃だと恋愛面ではやはりハッピーエンドを思い描いていて、何でこの結末なのかとモヤモヤ。とても悲しい漫画というふうに漠然ととらえていました。
ですが、今だからわかるこの愛の結末。後世に繋がる愛。
歳を重ねて今また読み直すといろいろな事が見えてきます。
自分の信じた道を貫く。幸せとは何か考えさせられました。
若い時に読んでも今読んでも、いいものはいい!
世代を越えていいものはいい!
人によっては好き嫌いもあるかと思いますが、私にとってはたくさんの思い出が詰まった大切な漫画です!!
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リョウ