5.0
想いを口にすることの大切さ
想いを口にすることは、どんな内容であってもけっこう勇気がいることで、だからこそ、伝えたい人に対しては、言葉を選んで慎重に、かつシンプルにして誤解を招かないように言葉にしなくちゃならないこと。でも、それが簡単にできない主人公ふたりの、1週間の物語。口になかなか出せないふたりだから、心の内の声が多く、また、1週間という、普通マンガの中ではあっという間に過ぎる時間を、これは何十話にもわたって描かれているので、とってもペースが遅く感じられて、それがまた、読んでいて、焦ったくなったりイライラしたり可笑しかったり…の感情を乗せやすくしていると思います。だから、最後のほうは、けっこうグッときちゃって涙が出たくらいです。完結なのかなぁ?できれば、その後のふたりも見たいなぁ。ふたりの親友も素敵です。
- 1
インフィニティデイズ