1.0
胸糞シーンよりもヒロインに好感が持てない
無料分だけ読みました。
あらすじからして胸糞な場面が多いのは察していましたし、結構そういう事自体は王道ではあるのでそういうタイプかー、くらいの気持ちでしたし、そこは読む人の耐性次第ですので合わない人といらっしゃると思います。
個人的にすごくモヤッとしたのは、ヒロインについてです。自己価値が低い為にどんな形であっても求められる事に価値を覚えてしまう気持ちは分かりますし、そういうキャラクターは好きですが新妻くんとの対話の際の言動は悲劇のヒロインな自分に酔っているように思えて、可哀想な自分(ヒロイン)の偏った価値観や思想を生徒をアンタ呼びしてぶつける姿は、本人も対応を間違えた自覚はあれども、このヒロインを好きになれないと個人的には思いました。
新妻くんにはその言葉が刺さったのかもしれませんが、私はあの対応に不快感を覚えたので彼女にどんな形であれ惹かれていく様子があの時の言動を肯定しているように思えて、そこから一気に感情移入が出来なくなりました。
これからみんな成長していくのかもしれませんが、それを見届けようと思える程どのキャラクターにも魅力は感じられませんでした。
対話シーンまでは楽しく読めていたので残念です。
- 7
先生の白い嘘