5.0
感動しました
一昨年祖父が亡くなり、生まれて初めて納棺式に参加しました。
亡くなってしまった祖父に悲しくて
妹は近づく事もできなかったので
妹の分まで祖父の肌に触れようと思い
私も亡くなってしまった
祖父の姿を近くで見るのが怖かったのですが
最期の機会なので勇気を出して
お別れをさせていただきました。
遠目に見ていた時にも亡くなっていると思えず
近くで見ても生前の祖父が寝ているようにしか見えませんでした。
とても穏やかな表情で
また起き上がってくれるのではと思ったほどでした。
でも、納棺師の方に促され触れた手が
とってもひんやりしていて祖父は亡くなってしまったのだという現実に引き戻されたショックからだったのか
当たり前の事が頭から抜け落ちていましたが…
死後硬直というものがあるのを
この漫画を見て気付き、あの時祖父の手は生前のように柔らかくなっていた事を思い出しました。
冷たさ以外の違和感が何もなかったので
納棺師の方達が一生懸命にほぐしてくださり
丁寧に祖父の事を送ってくださった事を
知ることができこの漫画に出会えて良かったと思いました。
お辛いことや大変なことも沢山あると
思いますが、お身体には気をつけてください。
そして、ありがとうございました。
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新米納棺師しおりの最後のはじめまして