5.0
言語が伝わらないヒーローとヒロイン
最初は誤解もあり敵対しかけてた国の代理領主・ヘルセとカルタゴという民族の君主・ターン。
よくある溺愛系と思いきや、民族や文化の違いからそもそも言葉が通じないというハードルの高い出会いからスタート!
しかもカルタゴの民族は閉鎖的で文化も独特。処女は君主に捧げなければならず、処女だったヘルセは言葉も通じないターンと気持ちも伝わらないまま初めて身体を重ねることになるが…。
ヒロインのヘルセがとにかく健気で、寝たきりの父に代わって領主として頑張る姿やカルタゴ族の言語を覚えて皆に歩み寄ろうとする姿が一生懸命で応援したくなる。
ヒーローのターンも最初はクールでとっつきにくいと思いきや、ヘルセの知らない所でヘルセを気にかけて心配してたり、危険と分かった途端一番に助けに行く姿が不器用で可愛くもありかっこよくもあり…!
ワイルド系わんこ男子のカタとの三角関係要素もあり、ここからどう展開していきターンがヘルセにどう愛情表現して溺愛していくのか、過程がとても楽しみな作品です!
- 3
囚われ令嬢は絶対君主を手なずけてしまった