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13話あたりから…。
絵が独特で、苦手意識があったのです。その為、数話で一度読むのをやめていたのですが、再度読み始めたらどんどん面白さが分かって来て、13話あたりから次話が楽しみになっていました!
絵への苦手意識も、気付いたら消えていくので、私と同じように最初感じても止めないで読み進めて頂きたい!!このストーリー独特の世界観、面白いです!!!
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4692位 ?
絵が独特で、苦手意識があったのです。その為、数話で一度読むのをやめていたのですが、再度読み始めたらどんどん面白さが分かって来て、13話あたりから次話が楽しみになっていました!
絵への苦手意識も、気付いたら消えていくので、私と同じように最初感じても止めないで読み進めて頂きたい!!このストーリー独特の世界観、面白いです!!!
題名を見ると、助けられた男性が主人公を溺愛していくお話(←ありがちな)を想像していたのですが、実際は奥深いストーリーです。
人物の背景も徐々に明らかになるにつれ、心情も徐々に変化します。最初の登場人物のイメージは、読み進めるうちにどんどん変わり、惹き込まれて行きます。
大体こうなるのだろうな、という予想がつかないので、先がとても気になる。このまま最後までハラハラドキドキしながら読み進めて行きたいです!!
ちなみに絵はとても綺麗で、僅かな表情の変化で心情を現すのがとても上手です!
よく、ヒロインの心の声が見られる作品はあるのですが、この作品はヒーロー、ヒロイン、どちらもの心の中が描かれています。
そして、どちらかというとヒーローの心の声が多め。なので、主人公は男性かなと思えてくる程です。ヒロインの方が謎めいていて、何か隠し事をしている風。
何にせよ、二人のキャラクターがとても良い。しかも二人とも強い。安心して読める上、笑いどころもあって、素直に楽しめる作品です。
混ざり合うことの無さそうなタイプの男女が、どんどん惹かれあっていく様子がとても自然で引き込まれます。
野獣、と表現される男性は、仕事も強気で恋愛も肉食系。実はあまり最近では見かけないタイプでもあるかなと感じます。(昔ならこういう男性は男らしさの象徴だった?かも?)ただ、こういう男性を見かけなくなった分、今読むとある意味でとても新鮮です。
身近に感じられないものの、客観的に読むにはとても楽しめる作品だと思います。
既婚です。もう、学生の恋愛だなんて正直関心も無いです。もともと、自分自身が学生の頃から兄弟の影響もあって少女漫画より少年漫画派でした。特に恋バナも好きでなかった為、“恋に恋しているんだろう”という少女漫画にも興味を持つことなく大人になりました。
でも、評価も高いし…無料分も多いし…なんて邪道な理由から読み始めたこの作品。見事に、ハマりました。思っていた少女漫画と違うのです!
好きだとか、嫌いだとか、そういう面だけでなく、一人一人の人間性が細かに描かれていて、惹かれていく。
人間は良い面も悪い面も誰でもあって、そのままで良いと言われているような気になります。それらを含めて、魅力なんだと気付かせてくれる。
この作品は、そういう深い作品です。
年齢関係なく、性別を超えて、色んな人に読んで欲しいです。
ツッコミどころ満載の男たちと、それを一刀両断する女たち。
この作品が笑えるのは、「そうそう!こんな言動の男、いるーー!!!」って共感できるからだと思います。
ただ、20代、30代前半だとまだ恋に夢見ていて、そんな男性に出会ってもツッコめるほど客観視も出来ない気がします。だから、ただ女の子たちが男性を見下して悪口言っているだけのように見えるかもしれません。
でも!ある程度経験して、男性を意識せずとも“自立した自分”が持てる年齢になった女性がこの作品を読むとどうでしょう!
男性の言動をとても客観的に、(ある意味そんな男性を可愛く思う余裕も持ちつつ)そこ!突っ込みたかったー!と言うところをズバズバ言ってくれるヒロインたちに、クスッと笑わずにはいられなくなる。
もちろん、大人だし女性の悪いところもわかっています。だから、当然ながら思っていても現実でそんなこと誰も口にしない。その上で、ズバズバと相手を前に口にしてしまうのに笑えるのは、作品の中だからという安心感もあるのでしょう。素直に楽しめる。
20代で一度読んでみて、また15年後くらいに再度読み返すと、この作品の違った面白さが見えてきて、さらに楽しめるような気がします。
以前、別の出版社で公開されていた同作品の再編集版です。ただ、この作品の魅力を知る方は間違いなくこの作品も読みたくなります!私もそうです。そして、内容の重なるところがあるにも関わらず、やっぱり何度読んでも面白いのです!
オフィスラブの作品は数多くあれど、これは間違いなく最上級の作品だと言いたい!
登場する男女がとてもリアルで、身近な話のように読者に寄り添ってくれるのに、どの登場人物も魅力が満載です!その魅力というのも、物語の中の作られた魅力というよりは、どこまでもリアルさを感じさせてくれる。
十人十色、三者三様、色んな恋がありますがどれも素敵です。これを読んだらきっと、“憧れの恋をしたいなぁ”ではなく、“自分らしい、素直な恋を楽しみたい”と思えるはず。心が温かくなる、大好きな作品です!
この作品に出会った時、中を見るのが怖くてしばらくキープしたまま過ごしました。
私自身、生まれつき主人公と同じように額の半分に大きな青いアザを持って生まれたからです。これまでの長い年月、ここには書ききれない記憶が沢山あります。だから、作品の中でアザについてどんな風に描かれているのかを知るのが怖かったのです。不幸の根源のような暗い話だと(これまでの自分の人生が否定されるようで)嫌だし、かといって、明るく“個性だから”なんて言葉で軽く描いて欲しくもない。
勇気を出して読み始めたこの物語は、そのどちらでもありませんでした。もちろん、このアザを持たずに生きている人が見たら不幸な話に見えるでしょうし、親に“なんとかしてあげろ”と責めたくもなるのでしょう。内面を強くするんじゃなくて、化粧で隠せと言いたくなるのも分かります。でも。当事者からすると、このお話はどこまでもリアルで、そして救いのある温かいお話です!主人公が、心の葛藤をしながら歩む姿もリアルで、この姿が正解なのだと思わせてくれます。
レーザーによる治療は、私が社会人何年目かでようやく保険適用に。私はようやく治療を開始する事が出来ました。(ただ、痛みが強く最後まで通う事なく治療を終えることにしました。)
それまでにももちろん何度も手術の話が出たのは間違いありません。ただ、それは非常に高額で、何度も何度も通い続けないといけない上、強い痛みを伴います。当時私の住む地域ではまだそのような技術を持つ病院も少なく、他県まで通うとなるとその労力は計り知れませんでした、気軽に治療をしようということには決してならなかった。
また、メイクで隠すなんてありえないです。青色のアザは、強いコンシーラーをどれだけ塗り重ねても消えるものではない。それに、そんな隠し方をしたらどんな不自然な状態になるかは容易に想像できます。
アザを顔面に大きく持って生まれるというのは、心の内側にどれだけの勇気と優しさを持たないと生きていけないか、なぜご両親がそういうアドバイスをしたのか、それはこの作品がきっと多くの人に伝えてくださるのだろうと思っています。
この作品は、悲しい物語ではありません。アザを持つ人には自分の良い面を見つめ直す機会を与えてくれますし、そうでない方には、これまでと違った視点を与えてくれるはずです。世界が広がる物語です。
これは、単純に安心して読めるストーリーではありません。キュンキュンして、ハラハラして、幸せを味わって、切なくて仕方なくなる!!!
でも、こんなに心が揺さぶられる作品こそ良い作品だと思います。登場人物に一気に惹き込まれ、気付いたら感情移入している。切なくったって、ずっと心に残る。
読み始めから、結末がなんとなく分かる物語って安心感はあれど、時間が経つと心に残っていないことが多いです。そんな中、心を何度も揺さぶられ最後に何か残るものが確かにある。そんな作品は、まるで良質なアート作品のようでもあります!こんな素晴らしい作品を描いてくださった先生に感謝しかないです!!
身内への恋心を描いた作品は数あれど、例えば義姉、義兄だったり、従兄弟だったり。まさかの実兄というのは初めて読みました。
実兄(実姉でも)を好きになった場合、ドロドロとした陰湿な物語になってしまいがちな気がしますが、この作品の爽やかさときたら!!もう、実兄でも良いじゃない!健全な恋だよ!と、応援したくなる。
重くなりがちなテーマなのに、こんなに爽やかに描けるのはすごい!
そして、登場する実兄と幼馴染。そのどちらも素敵です!!だから、どちらと結ばれても良いし、どちらと結ばれるのかがとても気になる!!ヒロインと結ばれる相手が目に見えて決まっている作品でないところも、読んでいて本当にワクワクさせられます!
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