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いきなり父親殺しをする王子様にはびっくりしたけれど、過去は辛いものでした。元の世界に戻ろうとするヒロインと手放さないために画策する国王と、どちらが勝つのか楽しみです。
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いきなり父親殺しをする王子様にはびっくりしたけれど、過去は辛いものでした。元の世界に戻ろうとするヒロインと手放さないために画策する国王と、どちらが勝つのか楽しみです。
魔族はたくさん種族があって次から次へとキャラクターが出てきて、楽しいです。ほぼ一人だけの人間として立ち向かわなくちゃいけないヒロインは大変だと思いますが、どんな種族が出てきても驚かないのが凄い!
そして度々出てくる魔族の子供たちが、めちゃくちゃ可愛いくて、癒されます。
まず、ラミレスの血を引いた三人の兄弟が会えて良かったです。最後のヒロインは、修道院女学校で育ったけれどブラジル人の血のせいかかなり無茶をやらかしますが、可愛いです。三人とも愛する女性と結婚出来て良かった。
前の結婚のせいで怯えるヒロインは気の毒で、守ってあげたいと思う花婿の気持ちがよくわかります。二人が惹かれあって愛し合うのに、どうしても邪魔をする前夫の影…。でも追い詰めかたにびっくりしました。あれで心がすっきり晴れるなら、国民性の違いとしか言いようがないです。
愛情を知らない自信満々な男性が、愛を知って弱さをさらけ出していく姿は胸がきゅんとします。女性の方がもお嬢様育ちなのに思いやり深くて、良かったなぁと思いました。
花街育ちの小さな薬屋(科学者かな?)が人さらいにあって後宮にやって来て…という設定からしてびっくりしましたが、研究熱心でもマッドサイエンティストじゃなくて人情の機微を心得ていて気持ち良いです。彼女はいずれ花街に帰るつもりのようですが、後宮の方々からも大事にされているし、どうなるのかな?
若い頃、最初の5~6巻を読んでそのままだったのですが、ふとしたことでまた読んでみたくなりました。私はあまりに最初の方の話しか知らなかったようで、いろいろな登場人物に驚きましたが、ナキア皇太后は最後まで出てくれて(笑) カッコ良い人物はたくさん登場しますが、やはり絶対的な悪役は欠かせないと思いました。ユーリも最後に感謝していて…感動しました。
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異世界の皇妃