4.0
蟲愛づる姫君
蟲愛づる姫君というと、夢枕獏先生の美しい
小説を思い出しましたが、この姫君は毒々しければ
毒々しいほど、うっとりするお姫様なんですね。
いろんな解釈があるなあ。でも、嫌いじゃないです。
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蟲愛づる姫君というと、夢枕獏先生の美しい
小説を思い出しましたが、この姫君は毒々しければ
毒々しいほど、うっとりするお姫様なんですね。
いろんな解釈があるなあ。でも、嫌いじゃないです。
表題通り、独身貴族が一人の生活を謳歌するお話なんだけれど
私は好きです。一人は大変なこともあるけれど、その生活が
向いている人もいるよね。
ちょっとした憧れを持って読んでいます。
絵もストーリーも登場人物のキャラも
完成されてるなあと思いました。
このお話のポイントは皇后が十三歳というところで、
恋とかよりも皇后の賢さでお話が進むところ。
今のところ皇后はとてもいい子。
でも十三歳って一番複雑で性格も混沌としていて闇も出てくる頃よね
これからどうなるかなあと思いながら読んでいます。
よくある話かなと思って読んでみたら
不思議と癒されます。主人公の性格がとにかくやさしい。
そして、双子ちゃんがかわいい。
思いテーマを上手に描かれているなあと思いました。
実際は、こんなきれいなものではないですが、
読み手が嫌悪感を抱かないぎりぎりのところで
描かれている。
アメリカのように、風邪薬をもらいにいくように
精神科医にかかることが、日本人の自殺を減らす手立てになること、
その為には、レベルの高い精神科医が必要だということがよくわかりました。
ヒロインが、嫌な父親から離れて家族を守っていく
話なのですが、思ったよりおもしろくて、けっこう好きです。
がんばり屋さんのヒロインがいいです。
先ず、異世界失格というタイトルがいいですね。
太宰治が本当に異世界に行ったら、もっと暗い話になると思うけれど
この話は、どこかほのぼのしているのが意外で良いです。
メロスもかわいい。
鬼の花嫁になった真白(ましろ)。
ただかわいいだけではなくて、天然なので
何でも勘違いしてしまうんだけど、その天然ぶりが
かわいい!登場人物がみんな、いいキャラしてます。
ほっこりします。
吸血鬼と、人間のハーフのヒロインが出てくるお話。
絵もどこか儚くて、独特の懐かしいような、この話にしかないような雰囲気が
あって好きです。
とにかく絵がかわいい。
ストーリーは目新しいものではないかもしれないけれど
かわいいアーリャさんがロシア語でデレるだけで、何だか満足。
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蟲愛づる姫君の結婚 ~後宮はぐれ姫の蠱毒と謎解き婚姻譚~