4.0
何を悪とするのか
悪人を地獄に送る仕事をしている
魔王の息子に雇われた、妖怪を見ることができる
主人公の話。
最初のお話に出てくる女の人は悪人として
描かれているけれど、私にはそこまで悪人とは
思えなかった。
でも、絵もお話も引き込まれるものがあります。
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悪人を地獄に送る仕事をしている
魔王の息子に雇われた、妖怪を見ることができる
主人公の話。
最初のお話に出てくる女の人は悪人として
描かれているけれど、私にはそこまで悪人とは
思えなかった。
でも、絵もお話も引き込まれるものがあります。
これは、話の行方がわからなくて気になります。
先が短いというヒロインの命をわざわざ狙うのは
誰なのか。そして、結婚するならと助けてくれた彼の
重たい愛情ぶり。おもしろいです!
主人公が前世で自分が読んだ小説やゲームの中に入り込むお話は
多いです。
そういう話の中には、つじつまが合わなかったり、変な違和感が
あるのも多いけれど、この作品のストーリーは納得。
絵もきれい。
暗殺とか後宮とか出てきたら
おどろおどろしい話かな、と思ったら、花鈴がかわいくて
けなげなので、ちょっと拍子抜け。
こんな悪環境でも優しくあろうとする花鈴がいいです。
芋くさ令嬢、家族に時代遅れの格好を強要され
ダサくて社交界でも馬鹿にされていた令嬢がおりました。
その令嬢は、実はとってもかわいくて
性格も良くて、それが素敵な出会いで明らかになり...という
お話。芋くさ令嬢のキャラが良くて好きです。
蟲愛づる姫君というと、夢枕獏先生の美しい
小説を思い出しましたが、この姫君は毒々しければ
毒々しいほど、うっとりするお姫様なんですね。
いろんな解釈があるなあ。でも、嫌いじゃないです。
表題通り、独身貴族が一人の生活を謳歌するお話なんだけれど
私は好きです。一人は大変なこともあるけれど、その生活が
向いている人もいるよね。
ちょっとした憧れを持って読んでいます。
絵もストーリーも登場人物のキャラも
完成されてるなあと思いました。
このお話のポイントは皇后が十三歳というところで、
恋とかよりも皇后の賢さでお話が進むところ。
今のところ皇后はとてもいい子。
でも十三歳って一番複雑で性格も混沌としていて闇も出てくる頃よね
これからどうなるかなあと思いながら読んでいます。
よくある話かなと思って読んでみたら
不思議と癒されます。主人公の性格がとにかくやさしい。
そして、双子ちゃんがかわいい。
思いテーマを上手に描かれているなあと思いました。
実際は、こんなきれいなものではないですが、
読み手が嫌悪感を抱かないぎりぎりのところで
描かれている。
アメリカのように、風邪薬をもらいにいくように
精神科医にかかることが、日本人の自殺を減らす手立てになること、
その為には、レベルの高い精神科医が必要だということがよくわかりました。
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地獄くらやみ花もなき