3.0
悪くはないけど
料理漫画を初めて読んでみた。
幼稚園児がいる親として共感できる部分もあるけど、出だしの千石の子供達への言動が酷すぎて、正直引いた。
後から元ヤンだと判明してなるほどと思ったけど、いくら元ヤンでももう30代になってるっぽいし、もう少し言葉遣いがきちんとしてないと、幼稚園であんな話し方の親いたらシングルパパ同士の同居とか関係なく、印象は良くないです。
料理自体は、○○の素を使ったら簡単に出来そうなものでも調味料はかって混ぜて作って、自炊してた千石はともかく料理初心者の晴海には、何気にハードル高く見えた。
そして、料理中と食事中の効果音?がちょっとイマイチだった。
でも、日々の食卓向けの家庭料理ばかりかと思いきや、ちょっと凝った料理もたくさん出てきて、こういうのも家庭で作れるんだなぁと勉強になりました。
最初は愛梨に手を焼いてた千石も、少しずつデレ始めて面白かった。
最終話まで読んだら愛梨と清一郎は兄弟みたいな関係で育っていったんだろうけど、さすがに小5ぐらいまであのまま同居生活はちょっと無理がある設定かなと。
というか、千石がこのまま愛梨と暮らしたい気持ちは良かったけど、だからと言って真希は仕事中心で6年も海外と日本を行ったり来たりって…
途中で千石と籍入れて家族になったならいいけど、元恋人の関係のまま娘を元彼に育てさせて仕事に没頭だったら何だかなぁって思った。
こまめに帰省したり連絡取り合ってる描写はあったけど、"千石愛梨"になってたらめでたしめでたしだったのに。
でも、パパと親父の愛情たっぷりの手料理を食べて育った愛梨と清一郎の成長した姿を、最後に見られて良かったです。
小さい頃に父親達が協力して食事を作ってくれてたように、大きくなった二人が協力して食事を作ってみんなで食卓を囲むシーンはほっこりしました。
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パパと親父のウチご飯